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つくってみる

1999年に社会人になって4年間、農業試験場みたいな仕事をしてたので植物や土には触れていたが、その後20年近くは事務仕事と会話仕事がメイン。農家さんと他業種をつなぐことはあっても自分の手で土を耕やすことはなかった。

2019年、農村で一人暮らしのおじいさんの家に居候させてもらうことになり、ようやく里山暮らしが始まる。まずやりたかったのは畑。それまで頭のなかで育てていた植物たちを土と手で育ててみたかった。地域が持て余してる畑の一部を管理させてもらうことになり、色々と試してみた。ラディッシュやオクラ、落花生など、ホームセンターによくある種苗を試したり、近くの山の竹で柵をつくったり。

竹の柵は気持ちよい

さらに気持ちが高揚したのは固定種、在来種と呼ばれるものたち。大阪のおばあちゃん達から広がったと云われる固定種の「キンカントマト」は生育旺盛でどんな環境下でもとりあえず育つ。種採って続けてるけど、毎年なんか違う。奥が深い。

キンカントマトの葉の匂いが好き

知人からいただいた借金無し大豆と法華大豆はあまりうまくいかず…種の存続も危うい。

最初は順調だったが…

スペイン在住の方から分けていただいた「なみだ豆」。バスク料理の定番らしい。種まきと定植のタイミングが難しい。

4月定植は遅すぎるかも

なんといっても一番のお気に入りは唐辛子たち。香川の本鷹やバスクのギンディージャ、その他色んな種類を試してみた。地域で問題となってる猪の被害も唐辛子なら回避できるかな?という淡い期待もありつつ。

だいたい辛い

というように、「つくる」にチャレンジしたいこの頃。まだまだ研鑽していきます。

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