【就活】会社説明会で注意すること4選
ガス会社に勤務している6年目サラリーマンです。
最近人事部の方と会社説明会に行かせてもらう機会が多く、たくさんの学生さんとお話しする機会があります。
自分が学生だった頃にどんな振る舞いをしていたかはあまり覚えていませんが、会社説明会に参加し、いざ接してみると気になることがいくつかありましたので記事にしてみます。
私が気になったのは以下のポイントです。順に解説します。
1. 到着時間
2. 身だしなみ
3. 態度
4. 質疑応答
1. 到着時間
人によって時間の感覚は大きく違います。10分前に到着して早いと思う人もいれば遅いと思う人もいるかもしれません。
私自身、時間にはかなりうるさい方で遅刻はあり得ない、むしろ早すぎるのではないかというレベルで行動していくタイプです。
約束の時間に遅れて怒られることはあっても早くて怒られることはなかなかありません(早すぎてお客様に注意をされた経験は1回あります・・・)。
説明会という場に関して話をすれば、結論は“早すぎず遅すぎず”が良いです。
時刻の5〜10分前に到着すれば十分でしょう。
そして10秒でも1分でも遅刻は遅刻です。私はここだけは絶対に譲れません。
遅刻するのであれば事前に必ず連絡を入れるべきですが、それが出来ない人が多くいます。これは学生だけでなく社会人でもそうですが・・・
遅れるかもしれない・・・と気が付くのはタイミング的には約束の時刻よりもかなり早い段階なはずです。それでも連絡してくるのは時刻の数分前。
全く理解できません。30分、1時間前には予測がつくはずですよね。
最悪遅れるのはどうしようもありません。ただきちんと連絡するのみです。
説明会のシチュエーションでは到着時というのは第一印象が決まる瞬間だと考えています。
そこでわざわざ悪く見せる必要がないのは火を見るよりも明らかです。
★ポイント
結論は“早すぎず遅すぎず”
時刻の5〜10分前に到着すれば十分
2. 身だしなみ
皆さんはご自身の身だしなみを意識していますか?
・寝癖はついていないか?
・シャツは出ていないか?
・服のサイズは体型に合っているか?
・服装はTPOに適しているか?
挙げればキリがないですがたった一つのミスで印象は悪くなります。
決しておしゃれである必要はありませんが、清潔感は演出するべきですよね。
髪型一つとっても寝癖がないだけでなく、男性であれば短髪でセットしてある方が印象が良い可能性が高いです。
私の主観ですが、髪型を気にしない方は身だしなみの意識レベルは低い傾向にあると感じますし、逆に髪型を気にする人は髪型以外の意識レベルも高いと感じます。
要は見られているという意識があるのかということです。
カバンや靴が汚れているとそれ以外のイメージまで雑なのかな?と思われてしまう可能性があります。
少し話がそれますが、よくお見かけするのがスマホの画面割れ。
これは結構心当たりがある方も多いのではないのでしょうか?
別に使えないわけではないし、修理も高額になる。
このまましばらく使おう!と考えるわけですよね。
私もそんな状態で使っていた経験はあります。ですが、今ならすぐに修理に行きます。
スマホの画面を割るような人に自分の持ち物を貸したいと思いますか?そんな人に仕事を安心して頼めますか?
スマホの画面が割れたまま使うとどう思われるのかを考えましょう。
★ポイント
見られているという意識を持つこと
3. 態度
説明の最中、いろんな学生がいます。
・時計をチラチラ見る人
・貧乏ゆすりがすごい人
・寝ちゃう人(笑)
そんなに嫌ならどうして来たの?と聞きたくなります。
大学生なら普段90分の講義を受けていると思いますがそれに比べたら説明会の時間なんて短いはずです。
説明している人に対して目線を向け、相槌を打ちメモを取る。当たり前にすることは可能なはずでしょう。
確かに興味があるような話でなければ眠くなる気持ちは分かります。
そんな話をしてしまうのは会社側にも責任があります。
でも自分の人生に関わる場面で嘘でも集中している態度で聞くことはそんなに難しいことでしょうか?
説明会を自分の人生が決まる場所というのは大袈裟かも知れませんが、採用担当は欲しい人材の目星はこういった場で見つけると言っていました。
そして採用試験に来てくれた際には間違いなくあの子だったと認識した上で試験を行います。
その会社に行きたい気持ちが少しでもあるなら過剰にでも態度良く見えるにはどうしたら良いかを考えましょう。
★ポイント
採用担当は思った以上に参加者の顔や態度を覚えている。
4. 質疑応答
これから会社説明会にたくさん参加されることだと思います。
説明会でも本番の面談でもそうですが、間違いなく質疑応答の時間が用意されています。
ここで言いたいことは “必ず1番に発言する” ということ。
質疑応答とは、採用担当からすると参加者の主体的な行動を明確に見ることができ、参加者からすると他者との差別化を参加者自身が作り出せる時間です。
ここで発言をしたかどうかも採用担当に覚えてもらえるかどうかの大きなポイントです。
質問内容は以下を参考にしてください。
* その日に説明があった内容に沿って説明会の最中に考える。
* 事前に会社のことをリサーチし、質問を決めておく。
説明があったことに対して聞きながらクエスチョンマークを投げかけていくということです。
(例)
御社の強みの〇〇を最大限活かすために必要なのはどんな人材ですか?
私の強みの〇〇は御社で活かすことは可能でしょうか?
こう言った質問は話を聞いている態度を示すことが出来るだけでなく、企業にとって何が必要なのかを考えようとする主体性も感じられます。
回答に対してさらに投げかけるのも良いでしょう。
こうして文章にすると簡単そうにも難しそうにも見えるかと思いますが、実際に発言するのは意外と出来ない方が多いです。
また、逆に話を振られるパターンもありますね。
振られた際に落ち着いて的確な回答ができれば1番良いですが、きちんと話を聞いていないと難しいです。
明確な質問であれば答えが見つかる可能性もありますが、何かある?といった具合のざっくりな質問の場合もあります。
説明会ではアピールできていなくてもまだ挽回できますが、面談で最後に何かありますか?と言われることもしばしば。
そんな時のために自分の中で困った時の発言パターンを用意しておくとよいでしょう。
(例)
本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。頂いた時間の中で私の良いところをお見せ出来なかったと感じています。
もしまたお会いする機会を頂けるようであれば、私の強みを見て頂けると思いますので宜しくお願いします。
本日はありがとうございました。
こんな風に話して帰る人はあまりいませんのでこれだけ用意して発言して帰るのも印象が良いかも知れません。
★ポイント
とにかく1番に発言し周りと差をつける。
最後に・・・
ありきたりなことを並べたようですが、出来ていない学生さんも多いです。私自身が振り返ればそうでした。
会社説明会という場は企業側もぶっちゃけた話をすることが難しい場合もあります。会社概要に始まり、1日のスケジュール、勤務地、給与体系、福利厚生などそんなに面白いと感じる話をするのも難しいのが現状です。
本当は残業はどうとか仲は良いのかとか社内の実情を聞いてみるべきですが、学生さんも聞きにくいと思います。
企業から聞いて良いよと言われても聞きにくいところもあるでしょうから企業側が積極的に話をしてあげることも必要ですね。
私は末端の社員ですから聞かれてNGな話はありませんし採用担当の顔色を伺うとはいってもそんなに神経質にはなっていません。
もっと聞いてくれたら良いのにと思って帰ることが多いです。
これから自分の人生を決める大事な活動をされるわけですが、失敗を恐れずに頑張ってください。
最近はフリーランス・ノマドワークといった言葉をよく聞きますが、それを上手くやるためにも会社員の経験は非常に重要になると思います。
会社に勤めたことがないという方も確かにいらっしゃいますが、家庭環境などでそれが可能かどうかも大きく変わります。
出来そうにないからと決め付けて挑戦しないことは非常にもったいないです。
私もこのままではまずいとプログラミング学習を始めました。今後転職をする際に活かせるかどうかは分かりませんが、やっていて達成感もあるし嫌いでは無いことに気付くことが出来ました。また、学習を始めてから世の中にあるバナー広告やホームページを見るとどんな構成で作っているのかを想像するようにもなりました。これは私が新しいことを始めたからこその変化です。今は副業などと言えるレベルではありませんが、毎日少しでも学習する習慣が身に付いて積み重なっていっていつか点と点が繋がり線になるはずです。
今までは営業しかしたことがなくスキルらしいスキルはありません。これが営業×プログラミング×〇〇といった具合にどんどん掛け合わされていくことによって市場価値が上がると思います。
何かに挑戦することは腰が重いですが絶対に得です。やって無駄なことはありません。
就活においても1社目で確実に良いところに入らないといけないなんて考えないでください。今は長く勤めることがメリットになる時代から変わっていっています。
人間関係などで辛いことがあれば自分を見直す努力とともに次を見つけてください。
皆さんの就職活動が実りのあるものになることを願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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