事業再構築補助金について その3

弊社に事業再構築補助金のお問い合わせをいただいているクライアント様にご案内しております。
今回は、「その3」です。
今回の「その3」では、
3月22日に開催された衆議院議員牧原秀樹&中小企業庁横田純一課長の
「事業再構築補助金」セミナーをご案内します。
https://www.youtube.com/watch?v=yIa4X2VWLrg 

中小企業庁の責任者が回答しているので補助金申請を検討されている方には一見の価値ありです。
ネットで公開されていますから、是非ご覧ください。

 そのセミナーの中で、私の方で特に気になった点を下記7点にまとめてみました。

①横田課長がセミナーの中で強調されていたのは、「新規性の乏しい内容では申請は出来ても
採択される可能性はかなり低くなると思います。」ということでした。

 質疑応答の中でも
「こういう内容では、該当しますか?」という質問に対し、「申請自体は可能だと思います。
ただし、審査員が良い点をつけるとは思えないので、結果的に採択されないことになります。」
という趣旨の回答が多かったように思います。

②セミナー中の55分頃の横田課長の回答で「審査員にこの事業ならうまくいくだろう。」と
思わせる事業計画書が大事だとおっしゃっています。

 先行して出されているものづくり補助金にしても実際に世の中の市場でうまくいっているのは
60%くらいなのだそうです。

 なので、事業計画書の中でも
☆市場分析と☆社内における実施体制の整備計画がとても重要な要素になるとコメントされていました。

③結論としては、
申請をしても採択されなければ労力が無駄になってしまうので採択を勝ち取るためにしっかりとした事業計画書
(・新規性を盛り込んで、・市場分析をしっかりと行って、・社内の実施体制の計画をしっかりと記載する)
の作成が必要とおっしゃています。

④セミナー中の1時間25分頃の質疑応答の中で、リースより購入した方がお得ですよというコメントもありました。

補助金の対象資産となった場合に、購入だと全額が補助金の対象になるのに対してリースだと補助事業期間の約1年くらいの支払い金額しか
対象にならないからだそうです。

⑤セミナー中の1時間25分頃の質疑応答の中で、「審査員は、申請される事業の分野の専門家ではありません。
なので、専門用語や業界の常識については全く無知だと考えてください。
中学生や高校生に読ませても分かりやすいように、写真、グラフ、図を多用して説明してください。」と
お話しされていました。

⑥セミナー中の1時間46分頃の質疑応答の中で、「審査はポイント制になります。
どんなところにポイントがあるのかというと、公募要領に審査項目・加点項目を記載しますので、そこをご確認ください。」と
お話しされていました。

⑦セミナー中の1時間50分頃の質疑応答の中で、「1次産業(農業)者も門前払いはしていませんが、そこは正直なところ農水省の管轄なので、、、。」と
お話しされていました。

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