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[ファイナンス]     リスク とは なにか vol.1(全二回)

おはようございます。

いつもご覧頂きありがとうございます。

日曜日の朝は過ごしやすい気温となりました。
それでも20度くらいまで気温が上がるそうです。

本日もお出かけ前に
私の能書きを少し読んでから出かけていただけたら幸いです。



本日のテーマは リスク について。

です。

人生において、
仕事において
投資において
災害に対して

リスクとは なんなのか。

について迫りたいと思います。

結構長い内容になりそうなため全部で二回の一回目となります。


本内容は

#就職活動をこれから行う方
#経営者
#投資家
#何かに挑戦しようと思っている方

向けです。





リスク とは なにか?



リスク と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

どちらかと言えば、

良くないことを思い浮かべるかと思います。

本日はこのリスクとは何なのかについて調べてまいりました。


リスクとは 不確実性 である。


参考記事

リスクとは「不確実性」である




 連載も半ば近くになったので、一度、リスクという言葉の意味を経済学の視点から振り返ってみたい。
 経済学の教科書には、どれにでもリスク管理(リスクマネジメント)について言及したセクションがある。例えば、次のような記述がある。
 「人生はギャンブルに満ちあふれている。スキーに行けば、転んで足を骨折するリスクがある。車で通勤すれば、自動車事故に遭うリスクがある。貯蓄を株式に投資すれば、株価が暴落するリスクがある。こうしたリスクに対しては、何としてでもリスクを回避しようとするよりも、意思決定においてリスクを考慮に入れるほうが合理的な反応である。」(マンキュー経済学・Ⅱマクロ編・第9章ファイナンスの基本的な分析手法・2リスク管理253頁)
 「ほとんどの人はリスク回避者である。(原注:リスク回避(者)risk averse:不確実性を嫌う態度を示す(人))」
 医療介護業界で「リスクマネジメント」というとき、どこまでも安全を追及する安全管理をやらなくてはならないような誤解がある気がする。しかし、どこまで行ってもリスクはなくならない。およそ人生は不確実性というリスクに満ちあふれており、技術が進歩しても経済が発展しても、またこれほど医療の質や医療へのアクセスも向上しても、医療の不確実性=リスクはかわらず存在する。
 リスク回避者というのは、事故や失敗を嫌う人、という意味ではなく、不確実性を嫌う人、という意味であることに注意を要する。多くの人は、どうなるかわからない不確実な選択より、どうなるかわかっている選択を好む。しかし、「個人が全般的には危険回避的であるということは、ある状況において彼らがリスクを楽しむ、つまり危険愛好的risk lovingであるという事実と矛盾するわけではない。」(スティグリッツ・ミクロ経済学・補論 リスクおよびリスクに対する態度567頁)
 これらの経済学の教科書のなかでは、リスク、危険、不確実性などの言葉が、ほとんど同義語として使われている。未来に何が起こるかわからない不確実性をリスク・危険としてとらえている。不確実性は排除する対象ではなく、保険、リスク分散(投資対象を分散して、卵をひとつのかごに盛らないようにすること)、リスクと利益のトレードオフなどによって対応していく対象である。
 不確実なのは医療だけでない。人生に満ちあふれるリスク=危険=不確実性に対して、そのコストをどのように分担していくか、自助・互助・共助のさまざまな仕組みを工夫していくことは、リスクマネジメントの重要な一部である。

<執筆>

弁護士・東京大学特任教授 児玉 安司



上記の記事にある様に、

今こちらをご覧いただく読者の方を含め、世の中の大半の人が

リスク回避者(危険回避者)

であるそうです。


リスク回避者とは、
危険を伴う
行動において,危険は小さければ小さいほど良いと考え,危険を追加的に負う場合には,それに見合った十分な収益増加による補償を望む人々のことをいう。


リスク回避者かわかるテスト

以下の様な場合どちらを選ばれますか?

例えば、次のような2つのくじAとBがあったとする。

くじAは、50%の確率で2,500円がもらえるが、
50%の確率で何ももらえない。

くじBは、60%の確率で900円がもらえるが、
40%の確率で400円しかもらえない。



これどちらが正解とかはありません。

大半の方がおそらくBを選択されるはずです。



問題の解答は以下


この期待効用の大きさに基づいて、これらのくじに対する選好関係が決定される。期待効用理論に基づけば、このような2つのくじから1つのくじを選択する意思決定においては、個人は期待効用を最大にするくじBを選択することになる。ここで、くじAの結果の期待値は1,250円、くじBの結果の期待値は700円になることからも明らかなように、期待効用理論に従う個人は、必ずしも結果の期待値の大きさをもとに行動するわけではなく、個人の選択は効用関数の形状に依存している。特に、この効用関数の形状は、個人のリスク選好を表している。



どういうことかと言いますと、

本当はクジAの方が得られる利益が大きいのですが

何も貰えない

このワードが出たことで
確実性のある

クジBを選択されたとということです。


この、無意識で行う意思決定が

この先の人生も今行なっている仕事も
恋愛も

全てこの意思決定に基づいて行われていくということです。

これは期待効用理論という立派な理論です。




人生にも影響を与えるは言い過ぎじゃない?


と思った方。

私の本投稿のあとがきの
与太話で

私の事例を書きます。


この期待効用理論は実は子育てにも大きく影響を与えています。


子供に影響を与える〜相対リスク回避モデル


ご子息、御息女がいらっしゃる読者の方必見です。

相対リスク回避モデル


今ご自身の地位や階級、収入と同じ

もしくはそれ以上を

子供に求める、もしくは期待する行動や心理です。

くしくも

東京大学の年間授業料(半年80万円?)が値上げすると
発表になりましたが

ご存知の方も多いと思いますが

東大に進学している親の平均年収は1000万円以上
というデータが出ており

収入=学歴

は比例するというデータになっております。

つまりは東大に入れさせたいと頑張った親御さんはみな、このモデルです。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/24/1/24_1_57/_pdf


学術上の学者さんの論文などは
結果格差を生んでしまうこの現象を止めるために

原点回帰しようみたいな内容でした。



元々リスクは挑戦者というポジティブな意味


元はラテン語

リスクとはラテン語の「リズカーレ」を語源とし、 本来の意味は「乗り越えるべきもの」で す。 リスクをゼロにすることはできず、いかにリスクを乗り越えるかを考えることが重要です。

※アラビア語で 「富と幸福を得ること」を意味する risq というこ とばから派生したと考える研究者(e.g., Skeat, 1910)も存在することを併記しておきたい。



転載ばかりになりましたが

ここまでが リスク と皆さんが普段口にしている
リスクに関する詳細でした。


次回は、そのリスクへの向かい方、
リスクの取り方(リスクコントロール・リスクマネジメント)について


あとがき 


ここまでご覧頂きありがとうございました。


ここからは与太話なので
興味のある方だけ。


私は以前結婚しておりまして(これでも。。。。)

奥さんが

「普通の人は、お前みたいに(人生の)冒険なんか望んでないんだよ。」

という言葉を、この理論に関する記事を見ていて
思い出しました。

これ、ちょっと
(自宅の)その辺に飯食いに行こうと
出かける時の話でしたが

毎度私が出かけるたびに
予定を決めずフラフラと行くので

それに怒った奥さんが

「毎度なんで予定を立てないんだ?」

と激怒した際に

[冒険や]

と回答した答えに返された内容でした。


今にして思えば、奥さんは危険回避者で

私はリスク愛好家(リスク選好)


色んな意味で嫌気が差してもしょうがなかったなと

反省しております。


以上、

人生にどう影響を与えるのか


人生のパートナーもこの考え方が合わないといずれズレや
価値観の違いを生み出します。


ここまでご覧頂きありがとうございます。
内容が良かったら、
イイね
よろしくお願いします。

次回の参考にさせていただきます。


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