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【会計を知らない人間は絶対に経営者になるな】

京セラを設立したとき、私はまだ27歳の技術者であり、経営の経験はありませんでした。また「会計」についても、何も知りませんでした。そんな私に、部下たちはあらゆる事柄について判断を仰いできました。

私は何を基準に判断すべきなのか、いかにして経営にあたるべきなのか、夜も寝られないほど思い悩みました。しかし考えてみれば、もし経営を進めていく上で、理屈に合わなかったり、道徳に反することを行えば、経営は決してうまくいくはずがありません。そうであれば、すべてのことを原理原則に照らして判断していこう。直面した一つ一つの問題について、心から納得できるやり方で道を切り開いていこう、と決心をしました。こうして、経営のあらゆることについて理解し、納得してから判断しようとしたので、経営とはいかにあるべきかという経営の本質を常に考えるようになりました。

「会計」についても、まったく同じでした。常にその本質を考えるようにしていたので、自分の予想と決算の数字とが食い違う場合、すぐに経理の担当者から詳しく説明をしてもらいました。私が知りたかったのは教科書的な説明ではなく、会計の本質とそこに働く原理なのですが、経理の担当者からはそのような答えを往々にして得ることができません。ですから私は、納得できるまで質問を重ねました。

京セラが成長発展していく過程で、私は会計や税務などの問題に遭遇し、自分の経営哲学に基づいて真正面から取り組んできました。そうして、会計・財務のあり方、会計管理のあるべき姿などについて、私なりに得心できる考え方を持つに至りました。この考え方は、経営管理システム「アメーバ経営」とともに社内に浸透しています。

「鹿児島大学工学部 京セラ経営学講座(2002年12月11日、2003年7月7日)」要旨
稲盛和夫オフィシャルサイトより


お疲れ様です。

仕事の合間一瞬をぬって、
どうしても皆さんにも共有しなければならないと
思い立ち投稿させていただきます。

【会計を知らない人間は絶対に経営者になるな】


本日一つの問題があぶりだされました。

一番苦手としていた、会計(財務分析)から結論に至りました。


長らく、低空飛行を続けて営業利益が黒字化に至らない事業がありました。

私からするともはや怨念の領域で呪われてる勢いです。

詳しくはあらためて後日投稿させていただきますが

実は会社の主力だと思って利益をあげていた商品が売ればうるほど、赤字になってしまう商品だった。

という事実でした。

以前のプレステも
一時期そうなっていた時がありました。

私の場合、

落とせる固定費は全て削減し、それでも予測上黒字にならない。

売上は二分の一から三分の一に半減したとして、主力を削ってみたら?

たった、この思い込みを

『もしかしてなくしたら?』

見事に黒字化。

更に根拠を追い求めるために、二日間徹夜で過去の履歴を引っ張り出して分析しました。

『間違いなく、本質にたどり着いた』

と、同時に経営者としての無能さにもショックを受けました。

※頭が悪いと言うのはとにかく損です。。。


今までと違うのは根拠をひっぱりだし、
従業員の説得にあたりました。


普段は理解しあうのに2-3時間は要していた
気難しい人間も


30分で納得してもらい、
こちらの条件を呑んで貰いました。


経営者が無能だと、

こんなにも従業員始め、サプライヤー(関係者)

迷惑をかけるのだと


恥じております。


グロービスに感謝したいのと


学校に行って良かった、そう思えてなりません。


死ぬまで、分からずに死んでいったかも知れません。


決算書?

PL?

BS?


読める読める

と思ってる方、本当ですか?


私も自称経営者で自信ありましたが

てんで全くダメでした。


会社の社長が会計に

関して全く分からんという会社には気をつけてください。


『会計がわからんで経営ができるか』

稲盛和夫(現KDDI(京セラ創業者))





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