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#きょうのコピー

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一日一善の精神で、一日一コピーをご紹介します。
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2021年11月の記事一覧

#きょうのコピー359日目

飲食業、旅行業など、コロナ禍でいろいろな業種がダメージを受けたと思います。 またリモートワークが浸透したりして、仕事のやり方も大きく変わりました。 スーツをあまり着なくなったビジネスパーソンも多いと思います。 紳士服業界も大きな影響を受けたと思います。今回は起死回生を図っている紳士服業界からのコピーをご紹介します。 わがままを、仕立てる THE SUIT COMPANYのレディースオーダースーツのコピーです。 50種類以上の生地を選べることができ、ボタンや裏地素材

#きょうのコピー358日目

ホームセンターに行って、買いもしないのに工具を眺めるのが好きです。 男性なら共感していただけるかと思います笑 ということで、今回は地域密着型のホームセンター・コメリのコピーをご紹介します! 地元のプロを応援しよう。 いつもそばに、ずっと コメリ コロナ禍に関連したコピーですが、コロナに関係なく「地域を応援するホームセンター」としての企業姿勢が伝わってくるコピーです。 ブランディング領域のコピーだと思います。 タグラインの「いつもそばに、ずっと」も、コピーと連動し

#きょうのコピー357日目

「婚活」という言葉が定着してどれくらい経つのでしょうか。noteでも婚活関連の記事がたくさんあります。 #きょうのコピーでも、婚活関連のコピーをご紹介しました。 「高望みから、はじめよう。」、なかなかいいコピーですね。婚活におけるワガママを聞いてくれそうな感じを想起させてくれるコピーです。 このコピーは、パートナーエージェントという婚活サービスのコピーです。 今回は、このパートナーエージェントの新しいコピーをご紹介します。 結婚は、歩いてこない。 「幸せは歩いてこ

#きょうのコピー356日目

新聞に載っていた小さな小さな広告コピー。 見落としてしまいそうになるくらいの大きさですが、気になるコピーだったのでご紹介します。 大切にしたいという想いが相手を守る強さになる。 広告主は、リンテックというフィルムメーカー。自動車を傷や汚れから守るフィルムのコピーです。 何気ないコピーですが、「想い」がすごく詰まったコピーだと思います。 最近では想いや情緒的な要素で訴求するコピーが少なくなりましたが、やっぱりいいですね。 おしまい 書いた人:和田裕史

#きょうのコピー355日目

あと10日で#きょうのコピーを始めて丸1年になります!カウントダウン開始! さて、以前JR東日本のコピー「行くぜ、東北。」をご紹介しました。 今回は、この「行くぜ、東北。」のサブコピーをご紹介します。 メールじゃ会えない。レールで会おう。 「メール」と「レール」の似た語感を活かしたコピーですね。ちゃんと、「行くぜ、東北。」と連動したコピーです。 よくよく考えてみると、「行くぜ、東北。」はメインコピーでありながら、クリエイティブ全体のコンセプトの役割も果たしています。

#きょうのコピー354日目

ふとデパートを歩いていたら、気になるコピーを見つけたのでご紹介します。 ストッキングのコピーです。 女は脚で嘘をつく。 一瞬、「どういう意味だろ?」と思いました。 でも、「履けば嘘のように美しい脚になれる。」「脚を見た人を騙せる」という意味なんだと思い納得しました。 タグラインの「したたかな美しさ、11タイプ。」もコピーと連動していていいですね。 おしまい 書いた人:和田裕史

#きょうのコピー353日目

今年もあとわずか。少しずつ年末が近づいてきました。 私にはお正月に楽しみにしているイベントがあります。それは箱根駅伝。 自分の出身大学が出場することもありますが、学生たちの襷がけには感動させられます。 では、今回は箱根駅伝のコピーをご紹介します! 走りたかった4年生たちへ。 これは、走りたくても出場が叶わなかった4年生に向けたコピーです。 出身できない悔しさや無念さ、後輩たちへのエールなど、さまざまな思いが絡み合ったのがこのコピーにつながっていると思います。 ボ

#きょうのコピー352日目

今回はスポーツジムのコピーをご紹介します! ちなみにスポーツジム業界は4,790億円(2018年)もの市場規模があります。各社が凌ぎを削っています。 楽しさは、汗に出る。 スポーツジムで思いっきり汗を流す爽快感が伝わってくるコピーですね。 タグライン「レッスンもマシンも楽しめるスポーツクラブ」も良いアクセントになっています。 「楽しい」点にフォーカスを当てたJOYFITの戦略が見えてくるコピーでした。 おしまい 書いた人:和田裕史

#きょうのコピー351日目

1996年からテレビアニメが放送開始した名探偵コナンは、未だに根強い人気があります。 今回は名探偵コナンが登場する小学館のコピーをご紹介します! こどもはみんな、何かの探偵だ。 世界を探究したいなら、本を読もう。 コピーとコナン君のキャラクターがマッチしてますね。 恐らく、この広告でいちばん伝えたいのはコピーよりもタグライン「世界を探究したいなら、本を読もう。」だと思います。 広告ではコピーも大切ですが、タグラインでしっかりと納得させてあげることも大切ですね。 勉

#きょうのコピー350日目

「自然と健康を科学する。」のブランドメッセージでおなじみのツムラの広告コピーをご紹介します! おばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんも温まっていた。 これはめちゃくちゃ歴史を感じさせるコピーですね。 ちなみにツムラは創業1893年(明治26年)なので、「おばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃん」でも納得できる歴史を持っています。 歴史に裏打ちされたコピーですね! それに、「おばあちゃん」をコピーに選んでいるのもいいですね。温もりが伝わってきます。 仮に「おじいち

#きょうのコピー349日目

路面電車っていいですよね! 旅先で路面電車を見つけると、思わず乗りたくなります。 今回は広島市内を走る広島電鉄のコピーをご紹介します! 「快速」は、ありません。どの街も、好きだから。 各駅停車しかない路面電車を逆手に取ったコピーですね!各駅停車をポジティブに言い換えています。このアイデアが素晴らしいですね。 広島電鉄の地域愛がひしひしと伝わってきます。 おしまい 書いた人:和田裕史

#きょうのコピー348日目

街中にはいろいろなカフェがあります。カフェ・喫茶店の件数は約7万件もあるそうです。 それぞれのカフェごとに特徴があるので、飽きないですね! 今回はカフェチェーンでおなじみ、ドトールのコピーをご紹介します。 がんばる人の、がんばらない時間。 これはカフェの特徴を端的に、かつ情緒的に表現したコピーですね! がんばる学生さんや社会人が、ホッと力を抜ける時間が過ごせるのがカフェの役割のひとつ。 そこに焦点を当てていますね!コーヒーが飲みたくなってきました☕️ おしまい

#きょうのコピー347日目

久原本家という食品メーカーをご存知でしょうか? 明治26年創業の歴史ある食品メーカーです!その久原本家の広告コピーが刺さったのでご紹介。 お客さまをターゲットと呼ぶ人は、ちょっと苦手です。 ズバリその通りのコピーですね! ビジネスをしているとお客様のことを無機質に「ターゲット」と呼びがちですが、人間味がない呼び方ですね。 似た言葉として「差別化」もあまり好きではありません。 ターゲットである以前に、人であることを忘れてはいけないことに気が付かせてくれるコピーです。

#きょうのコピー346日目

先日、無印良品が運営するキャンプ場のコピーをご紹介しました! 今回も無印良品のコピーをご紹介します。 自然、当然、無印。 エコ商品やオーガニック商品を販売する無印良品だからこそのコピーですね。 「自然、当然、無印。」という、2文字区切りの歯切れのよさもポイントです。 リズム感あるなぁ。 無印良品のスタンスやブランド感を伝えつつ、キャッチーで心を掴むコピーになっていますね! おしまい 書いた人:和田裕史