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週末はピアノコンサートからの、自分への問いかけ。突き詰めることの重要さ。

小さい頃、ピアノを習っていました。バイエル、ソナチネ、ハノン・・・
あまりレッスンは楽しいと思えず、練習も率先してやることもなく、
ぶっつけ本番でレッスンに挑むこともあり、〇をもらうにも苦労した記憶。
大人になり、自分の好きな曲を弾くことは好きで、自己流でノクターン、
乙女の祈り、花の歌など・・・勝手に好きな曲を弾いていました。
ピアノを売ってしまい、今は弾くこともできないのですが、
ふと弾きたくなる時があります。
展示されているピアノが並んでいると、思わず弾いてしまうことも。。。

週末は、まさにそんな購買意欲をそそられるようなコンサートを
拝聴させていただきました。
演奏された方は、以前からお世話になっているお客様で、ご自宅に伺うと
よくピアノの音が聴こえていたので、拝聴できるのはとても楽しみでした。

演奏会場は、早稲田の『スコットホール』という厳かなホールでした。

早稲田スコットホール

タイトルは『音楽de世界旅行 PART2』
約2時間半のピアノソロコンサートでした。
私の想像を超えた、素晴らしいコンサート。一人でピアノ演奏2時間半!
すごいっ!ピアノの発表会では一人1曲5分程度。そのちょっとすごいくらいに思っていたので、驚きながら鑑賞させていただきました。

そのコンサートには演奏プランも組み込まれていて、
出発がドイツ、そこからイタリア、フランス、ハンガリーなどを回り、
休憩をはさみ、2部ではアメリカ、ロシア、インドネシアなどをめぐって
帰路につく。その国にちなんだ作曲家の曲を披露してくださり、私は旅する気分で聴き惚れておりました。

この演奏しているお客様は、本業でピアノを演奏しているわけではなく、
仕事は別に持っていらっしゃる。大学では林業に関することを学んでおられ、リフォームをする際も木材のことにとても関心が高く、私よりも知識を持っておられるような『学びの姿勢』が素晴らしい方です。このコンサートのために日々練習をし、その技術をキープ、もしくは前進させている。

そういう意味で、素晴らしかった。
ちょっとピアノを習って、学校の合唱コンクールのピアノ伴奏程度で
弾けるって思ってしまっていた自分。
仕事でもそこそこ知識を得たな、現場の流れも大体把握できたな、
程度でフリーの道を決めた自分。

なんだか、少し焦りも出てきたの今週の私。
突き詰める姿勢を見習いたいと思いました。
人として女性として、感銘を受けたコンサートでした。

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