【受講レポート】京都ライター塾アドバンスコース(第2回)
11月28日に、京都ライター塾アドバンスコースの2回目が行われました。講師はエッセイスト・ライターの江角悠子さんです。
今回のテーマは「企画を立てる」。内容をレポートをしていきたい思います。
京都ライター塾アドバンスコースとは
京都ライター塾は「ライターになって幸せになる」をゴールに3時間×6回オンラインでライターの基礎+αをじっくり学びます。+αとは文章力以外にライターの活動をするために必要な、企画力やコミュニケーション能力などです。
アドバンスコースはもともと、ライター塾の修了生に向けてはじまったコース。今では「半年間かけて書くことに慣れる、習慣にする」をコンセプトに公募されるようになりました。
講座2回目は、前半講座1回目の振り返りと課題のフィードバック、後半は企画を立てるにあたり必要なことを学びました。
◼️講座1回目の振り返りと課題のフィードバック
1回目の講座では「型を使って書く」について教えていただきました。
①AだからB AなのにB
型を使って書くと構成に悩むことなくスムーズに書き進められます。
講義内での「推しを進めるワーク」でも明らかになったように、エピソードを入れると文章は人の心を動かすものになります。
エピソードとは
自分が体験したこと
行動、身体の感覚を入れる
②課題「押しを紹介する」文章のフィードバック受講生6名の文章を江角さんが事前に添削し、お話しくださいました。
文章を書くときのポイント
文章を読む人が置いてきぼりにならないように説明をする。自分は知っていることでも、知らない人の視点に立って文章を書く。
より具体的なエピソードを入れることで読者に伝わりやすく、気持ちを動かす文章になる。
◼️「企画書」~どの媒体で何を書くか~
どんな内容の文章をどの媒体(紙、webなど)で書くかを考え企画を立てます。途中、媒体のサイトを見て特徴をリサーチするワークもありました。
企画を立てるには
媒体の特徴をつかむ(雰囲気、文字数、キーワー ド、読者層など)
自分が記事を書きたい媒体を選ぶ
「企画書のゴール」は採用されること
ポイントは、興味がある分野で皆がまだ気がついていない媒体を見つけること。調べるときは細かく分類すること。
例えば喫茶店が好きで、喫茶店にまつわる媒体を探すのであれば、純喫茶なのかそうでないのか絞ることで、媒体が限定されてきます。
書いてみたい媒体を見つけたら、「読者は何を知りたくて見ているか」を考察。読者にメリットが感じられる内容を考えます。
企画書は、どんなページになるか全員が想像できるようにA4サイズ1枚にまとめます。
感想
課題のフィードバックの時に、えずさんの指摘は細やかで率直だなぁと思いました。言葉を扱う立場として、時にはハッキリと言い切ることも大事なのだと気がつきました。
そして私自身は、気持ちを言葉で表現することが少ないと気がつきました。対面で相手と話をするならば表情やしぐさも感情の表現になるけれど、文章は言葉にしないと見えない…!これは心に留めておかないとと思いました。
「企画を立てる」課題について説明があった場面では、受講生からたくさんの質問が出てきて、皆さんのワクワクや意気込みを感じました。
自分の「好き」を軸にすると、人の心は動くんだなぁと再確認。これは書く仕事をするときに忘れたくないです。
おわりに
2回目の講座もアーカイブで受講しました。前回の振り返りからはじまり、課題のフィードバック、そして「企画を立てる」に頭を整理しながら進むことができました。
課題は「企画書作成」。書いてみたい媒体を探して分析し、言葉にして企画書を作ります。
私は今まで企画書を書いたことがなく、今の段階では検討がつきません…!さて、どうなるのか。「ワクワク」を道しるべに企画書とはどんなもの?を調べるところからチャレンジしてみます。
只今、京都ライター塾の10期生募集中です(12月4日の時点で残席3名)
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