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リディアンの舞台裏 【バレンタイン編 その1】

とある企画会議。
この日のテーマは、ずばり、バレンタインについて。

毎年、少なからず義理チョコをいただく身分なのだが…思い切って、言ってみた。
リディ 1「なぁ、チョコレートってもらって嬉しい?」
リディ 2「うーん、甘いもの苦手じゃないけど、正直、チョコレートばっかりもらってもな〜」
リディ 3「飽きますよね…。高級なのもあるんだろうけど、チョコはチョコだし」
メンズメンバーが『チョコレートイマイチ説』に賛同の意を表す中、女性スタッフは
アン「バレンタインってそういうものじゃ…!!チョコレートって意外と高くついてるんだよっ!。誕生日やクリスマスじゃないんだから、義理も含めて何人かに買わなきゃいけないし、チョコレート以外のものをそれぞれに考えるなんてメンドくさいよっ…!」

(おーこわっ!)

リディ 1「いや、チョコレートが全面的にダメなんじゃなくて…」
リディ 2「そうそう、そんなにたくさんいらないかな、と。企画として他の人とちょっと違う考え方、できないかな〜と…ね」
リディ 3「そうですよね、リディアンならでは、みたいな」

(しばし、沈黙…)

アン「パッケージとかでさ、この人にはこれが似合うな、こーゆーデザイン好きそうだな、とか考えながら選ぶのタイヘンなんだけど…そんなに喜んでもらえてないなんて…」
リディ 1「それ、いいやん!パッケージ!!」
一同「???」
リディ 1「例えばさぁ、チョコの入ってる入れ物がちょっとオシャレだったり木箱だったりして、チョコレートを食べた後も、捨てないでデスクの上で小物入れにできるとか」
リディ 2「単にチョコレートの箱じゃなくて、捨てるのがもったいないような…?」
リディ 3「もういっそ、箱を主役にするとか、どうでしょう??」

一斉に賛同しかかって、そ〜っと♀1の様子を伺うメンズ3人…。

アン「うん、それはイイかも。凝ったパッケージでも食べ終わったら捨てられるより、箱を手元に残してもらったらなんか嬉しいかも」

リディ 1「よし、じゃあ、リディアン・バレンタイン企画は箱をメインに考えよう!!」
リディ 2「チョコレートは少し入ってればいい、ホントにおまけって感じで」
リディ 3「そうですね…、あ、こんなのはどうでしょう??」(スマホの画面を見せる)
一同「良いね〜」
リディ 1「家に帰ってリビングとかで、スマホやカギを置いたり、腕時計を外して入れとく。定番の置き場所、みたいな」
リディ 2「タバコ吸う人はさ、タバコやライターを入れたり、カフスやネクタイピンを外したり…」
アン「ずっと置いといてもらえたら、時々、贈ってくれた人のことを思い出してもらえるよね。寝る前なんてちょっと嬉しいカモ〜」
リディ 1「オトコっていろいろ小物がポケットにあったりするから、ちょっと大きめ、文庫本とかが入るくらいのサイズが良いかなぁ」
リディ 3「リビングとベッドサイドで使える、大小2つセットもいいですね〜」
アン「…まずは箱のサンプル、いくつか取り寄せてみようよ!」

…かくして、リディアン・バレンタイン企画は、こうして無事に(?)スタートしたのだった…。


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