高等学校 情報Iの要点 情報社会の問題解決 #2

リュディアです。引き続き高等学校 情報Iの要点 情報社会の問題解決を具体的に見ていきましょう。

高等学校 情報Iの要点 情報社会の問題解決のまとめへのリンクをまとめておきます。

今回は情報セキュリティについてです。サイバー犯罪という言葉を聞いたことがありますか?ニュースでもよく見かけるキーワードですよね。ではサイバー犯罪とは何か説明してください、と言われたらどのように回答しますか?簡単に言うとコンピュータやインターネットを悪用した犯罪と言えます。また平成30年の警察白書によるとサイバー犯罪は以下の3類型に区別されています。

不正アクセス禁止法違反
コンピュータ・電磁気的記録対象犯罪等
ネットワーク利用犯罪

サイバー犯罪以外の犯罪と比較してどのような特徴があるでしょうか?以下が有名な特徴です。

高い匿名性
痕跡が残りにくい
不特定多数が被害を受ける
時間的、空間的な制約がない

何となくわかりますよね?順番に見ていきましょう。

高い匿名性

警察やそれなりの調査機関が調べれば匿名性は保証されていません。多くの場合、追い詰められますがそのためには膨大なコストが必要です。そのため匿名性が確保されていると言っても問題ないと思います。

痕跡が残りにくい

サイバー犯罪の活動履歴は痕跡が残りにくいです。実際の犯罪では多くの場合、明確な証拠が残りますがサイバー犯罪では証拠が残りにくいことは理解できると思います。

不特定多数が被害を受ける

例えば実世界で国全体や企業全体に被害を与えようと思うと軍が使うような大規模爆弾を使う必要があります。しかしサイバー犯罪では一国に被害を与えるための方法が比較的容易に得られます。たとえば、交通やガス、電気のようなインフラにダメージを与えることで広範囲に被害を与えることができます。

時間的、空間的な制約がない

ネットワークを使ったサイバー犯罪であれば地球の裏側でも関係ありません。また瞬時に問題を起こすことができるため時間的な制約もありません。高い匿名性とも関係していることがわかると思います。

では、私たちがサイバー犯罪から身を守り、情報機器を安全に利用するためにはどうすればよいでしょうか?いわゆる情報セキュリティ対策についてです。

これれについては次回にまとめてみます。

高等学校 情報Iの要点 情報社会の問題解決 に関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。


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