書評 R言語ではじめるプログラミングとデータ分析

株式会社リュディアです。「R言語ではじめるプログラミングとデータ分析」を読みましたので感想です。

インストールから応用編まで、先頭から読み進めていくと徐々に身につくように構成されています。終盤では Tidyverse の利用方法についても説明されています。

徐々に読み進めていくタイプの書籍による独学は、冗長な部分と急激に難易度が高くなる部分が含まれてしまい、意外に挫折しやすいものです。しかし本書では工夫がなされており、各項の難易度を3段階の★で表現しています。自分のレベルにあわせて★1つの部分だけを読み進めることもできます。

読み進めているうちに理解できない項目に出会った場合、その項目が★3つであれば、そういうものか、と思うこともできますし、★1つであれば再度読んでみよう、という気になるので難易度の★表記は役に立ちました。

入門者に役立つ情報がまとまっていますが、今すぐに現場で R を使う必要がある、でも使ったことがないという方にもお勧めです。既に R を使って自分なりに仕事で使っておられる方には少し物足りなく感じるかもしれません。

では、ごきげんよう


 

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