大学の入学金と授業料の推移 #1

リュディアです。大学入試シーズン真っ盛りですね。昔は大都市圏のホテルが混雑して出張に行けない、とか鉄道が混雑するなど、いかにも一斉移動の影響が見えましたが最近はましになりましたね。理由は次の3つくらいでしょうか。

  1. AOや推薦など、いわゆる入学試験を受けることなく入学する経路が増えたこと

  2. 年内の早い時期から入試を行い時期が分散されていること

  3. 大学が日本の主要都市にサテライト入試会場を設けること

いずれにしろ、定員の観点からも、試験を受けるための移動の観点からも、昔と比較して大学入試は楽になったと思います。実際、定員割れの大学も増えてきており、経営破綻しそうな大学も出ているようです。

私個人は全員が大学に行く必要は無いし、高等教育に値しない大学に国がお金を落とす必要はない、という考え方です。このあたりは人それぞれですので横においておきます。

今回から大学の入学金と授業料を見てみようと思います。文科省がリリースしたこのPDFを情報源としました。ではまずはエクセルに落として、元号から西暦に修正しました。もう少しまともな形式でデータを公開してもらえないですかね。

むかしは国立大学の授業料は一律でしたが、今は国立大学法人という民営(?)企業が運営していますので大学毎に授業料を変えることができるようになりました。ただし国が示す標準額がありますので、この資料での国立大学の授業料は国が示す標準額を記載しています。

今は国立でも年間50万円を超えるのですね。私立は100万円以下になっていますが、いわゆる理数系だと120~130万円くらいはしますから、こちらも平均値なのでしょう。例外を言い出すといくらでもでてくるのでこの資料をもとに次回から見ていきたいと思います。今回はデータの紹介までです。

では、ごきげんよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?