宗教についてのデータ #4

リュディアです。今回も宗教についてデータをもとに見ていきますが世界に目を向けてみましょう。世界三大宗教をご存じですか?キリスト教、イスラム教、仏教ですね。中学の社会で覚えたような気がしますね。では世界五大宗教はわかりますか?世界三大宗教に加えてユダヤ教ヒンドゥー教を加えて世界五大宗教と言います。

ではこれらの三大宗教、五大宗教の信者数はどれくらいの人数なのでしょうか?Wikipedia に 2020年のデータが掲載されていました。

キリスト教が 24億人、イスラム教が19億人でこの2つの宗教で全体の55%を占めます。ただこの2つはさらに内部で大きく分かれているので1つの宗教と言うにはどうなのかな?という気もしますね。

そして驚くべきは3位になっている 12億人の無宗教です。科学の進歩に従って無神論者が増加するという話はよく聞きますが本当にそうなるかもしれませんね。そしてヒンドゥー教、仏教と続きますが既にヒンドゥー教の信者数が仏教の信者数の2倍を超えています。現段階で仏教は世界三大宗教に含まれていますが今後はヒンドゥー教に置き換わりそうな感じですね。

Wikipedia の同じページにキリスト教、イスラム教、無宗教が世界地図上でどのように分布しているかも表現しています。これはなかなか面白いです。まずキリスト教から見てみましょう。2014年のデータと書いていますので注意が必要です。

ロシアを含む欧州、南北アメリカ、オーストラリア、南アフリカでキリスト教が支配的であることがわかります。結局、欧州が中心であり、そのあと欧州の国々が植民地として支配した国で今もキリスト教が支配的であるということです。わかりやすいです。

次にイスラム教の分布を見てみましょう。

東南アジアの一部、中央アジアから西アジアと北アフリカでイスラム教が支配的です。こちらも東南アジア以外は特定のエリアに分布しておりわかりやすいです。

最後に無宗教の分布を見てみましょう。

中国と日本で無宗教の人が50%を超えていることがわかります。中国は共産党が支配しているので宗教は邪魔でしょう。日本もなぜこんなに無宗教というか無神論というか、このようになったのですかね。一方で科学技術の進歩の著しい欧米ではキリスト教がまだまだ盛んであるわけです。科学技術の進歩はあまり関係ないのかもしれませんね。

今回で宗教についてのデータのまとめは最後になります。

では、ごきげんよう。

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