R2年度 都道府県別大学の情報

株式会社リュディアです。今回はR2年度 5/1 段階の全国の大学の情報をまとめてみます。情報源は以下の学校基本調査を利用しリュディア独自でまとめなおしました。

小学校、中学校、高校についてもまとめています。興味のある方は参考にどうぞ。

いつものように都道府県の大学数についてのまとめを以下に示します。国立、公立、私立に分類しています。日本全体の学校数に対して5%以上の学校数をもつ都道府県を赤字にしています。北海道と東京、名古屋、大阪で三大都市圏で5%以上となっています。特に東京都は18% となっており突出しています。いかに東京都内に大学が多いかわかりますね。

R2都道府県別大学数

小学校、中学校、高校と同様に都道府県別の学校数は算術平均に対して標準偏差が大きいですね。これは都道府県間の学校数のばらつきが大きいということです。上の表を棒グラフにしたものを以下に示します。棒グラフで見ると視覚的にもばらつきが大きいことがわかりますね。また高校までとは異なりオレンジ色の部分、つまり私立大学の占める割合が支配的になっています。一方で公立大学が少なくなり国立大学の数が増えるのもイメージ通りですね。

R2都道府県別大学数グラフ

次に生徒数についてまとめてみました。こちらも算術平均に対して標準偏差が大きいです。また三大都市圏への生徒の集中が顕著になってきています。

R2都道府県別大学生徒数

表だと細かすぎてわかりづらいのでグラフを以下に示します。学校数でまとめたのと同様、ほとんどが私立大学の学生であることがわかると思います。

R2都道府県別大学生徒数グラフ

大学の教員データは含まれていなかったのでここでは記載しませんが、一般に私立大学のが教員一人あたりの学生数は国公立大学の教員一人あたりの学生数に対して国立が 9.2人、公立が11人、私立が 19.4人というデータがあります。以下の資料の 15 ページ目にあります。国公立が教員一人あたり10人、私立が20人と言われる数字とも合致しています。

今回は都道府県の大学についてまとめました。大学は大学院組織も含むので一概には言えないですが、国立と私立が支配的であり小学校から高校までの統計データとは大きく異なります。また都市圏への集中度合が急激に高くなるのも大学への入学からであることがわかりました。

では、ごきげんよう。


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