書評 カエルの楽園
リュディアです。カエルの楽園 を読みましたので感想です。
賛否両論が激しく交錯する百田氏の寓話作品です。寓話なのですが読んでいる途中で具体例がどんどん頭に浮かんでくるので寓話というよりは、何と言うのですかね?いい言葉が浮かばないです。
膨張する中国、平和ボケしている日本、尖閣諸島や竹島など火種となっている国境の島々、自衛隊など、日本人が今こそ考えるべきテーマがぎっしりです。この書籍は 2016年発売で私は以前にも読んでいます。そのときは、少し気分が悪くなったというのが正直なところです。しかしロシアがウクライナに進行し、西側諸国と制裁を加える日本に威嚇行動をとるロシアを見て再読しようと思った次第です。
ロシアのウクライナ侵攻を報道で現実のものとして見ている影響は大きいです。再読時の今では当時と頭に浮かぶ情景が異なることが明確に意識できました。本の内容の詳細の賛否は別にして、自分の頭で日本とは、日本人とは、というのものを考える一つの道具として読んでおいていいと思います。
では、ごきげんよう。
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