G検定 日本国内でドローンのレベル4解禁 #2

リュディアです。久しぶりのG検定ネタです。前回のまとめでドローンのレベル4解禁についてまとめました。

今回は経済産業省系の国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構が公開したロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクトを見てみましょう。

この資料の中でレベル4が認可されたことで拡がる適用領域として以下の7つがあげられています。

物流
警備
空撮
測量
点検
農業
災害

物流はまずは過疎地や離島など、交通が不自由なエリア、つまり無人の土地が多い箇所から普及していくのでしょうね。やはり住宅の高密集地はリスクも伴うのでドローンを使った物流を考える事業者も手を出しづらいと考えます。

警備、空撮、測量、点検は似た領域と考えられますね。これらが何の代替に相当するのか、大きく2つにわけることが可能です。

1. 従来は固定カメラを設置していたが、例えば高い場所などカメラのメンテナンスが大変な場所をドローンの空撮により警備、測量、点検を行う

2. 危険な場所ではあっても従来は人間が行っていた行為をドローンの空撮により警備、測量、点検を行う

農業は日本ではどうなのでしょうかね。小規模農家が多い状態でドローンによる農薬散布や農作物の撮影による状況把握がニーズとしてあるのかどうか微妙なところです。大農園を扱う農家はすでにドローンを利用する準備をしているかもしれませんね。

最後の災害ですが個人的にはイメージしづらい領域です。私はドローンの問題点は飛行時間の短さだと考えています。長くて30分程度と思っています。目的が明確な処理をドローンで行う場合は時間の見積もりも正確にできるので問題ないです。しかし災害の発生した地域では何が起こるのか、臨機応変な対応が必要でありドローンの適用は相当に限定的になるのではと思っています。否定的なことを書きましたが、災害時にドローンが活躍できることはもちろん理想的と思います。災害場所は家屋倒壊や火災などが広がり危険なエリアになっていますので、ドローンが活躍できれば理想的だと思います。

今回はレベル4が認可されたことで拡がるドローンの適用領域についてまとめました。

では、ごきげんよう。

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