在宅勤務かオフィス出社か?#3

リュディアです。引き続き在宅勤務についてまとめてみます。本まとめのきっかけになった報道は日経クロステック Active に掲載された次のものです。

今回は在宅勤務のデメリットについて考えてみましょう。前回のメリットについて考えた場合と同様に、従業員と経営者の双方の視点から見ます。まずは従業員の立場で考えてみます。

  1. 家庭に業務の負担にならないような高速ネットワーク環境が必要、既に家庭に高速ネットワークを引いている場合は問題無いのですが、そうで無い場合は追加費用が発生する可能性あり

  2. 光熱費の増大、従来オフィス勤務の際には勤務時間中は家庭での光熱費がほぼゼロであった人にとっては光熱費が倍増する可能性あり

  3. 情報漏洩のリスク、会社が世話をやいてくれるのか、個人でリスクを抱えるのか違いはありますが大きな脅威となります。

  4. 業務に対する強い意志が必要、上司や同僚が周囲にいないためさぼり癖のある人には難しいかも

  5. 対面でのコミュニケーションが無いため孤独感を感じずにいられるか

次に会社の経営者の立場で在宅勤務のメリットを見てみましょう。

  1. 対象となる従業員の家庭単位でのネットワーク環境のばらつきを考慮する必要あり

  2. 情報漏洩のリスク、会社にとっては致命的になる可能性もあるので最も注意が必要となる可能性あり

  3. 対面でのコミュニケーションが無いため、管理職を含む上司にとって従来以上に管理コストがかかる可能性あり

いかがでしょうか?当然と言えば当然なのですが、メリットを裏側から見るとデメリットになるという当然の結果になります。デメリットを許容して、なおかつメリットが上回るかを考える必要がありますね。

ただし情報漏洩のリスクだけはとってはいけないリスクになります。ここは全社をあげて万全の状態にする必要があります。つまり会社のシステム管理部門や管理者の負担が大きくなる可能性が高いです。しかしこのコロナ禍を利用して、いろいろな施策をうった会社はコロナ禍終了後も恩恵を受けられるのではないでしょうか。いろいろと頑張って無駄になるということはないと思います。

では、ごきげんよう。

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