PTAについて #2

リュディアです。引き続きPTAについてまとめていきます。

PTAについてのまとめへのリンクをまとめておきます。

前回の記事では PTAという組織が深い階層構造を持つことを紹介しました。しかし最近になって特定のPTAが上位組織から脱会する動きが報道されることが増えてきました。

他にも単位PTAが上位組織から脱会して学校のためだけの存在になるという動きも出てきています。なぜこのような動きが活発化しているのでしょうか。私は大きく2つの理由があると思います。

  1. 単位PTAから納める金銭的な負担削減

  2. 講習会、勉強会といった名目での動員要請や公演対応の負担削減

1から見ていきます。学校単位の単位PTAでは児童、生徒の保護者が会費を納めていることがわかっており、またPTA側も保護者から会費を集めていることを理解しています。しかし上位組織の収入源は何なのでしょうか。

上位組織の会員であるための会費納入

だいたい児童、生徒1人あたり 100円を納めます。大阪の場合であれば区PTA協議会と市PTA協議会のそれぞれに児童1人約100円を納めています。

上位組織の作成、配布する広報誌の購読費用

上位組織の作る広報誌を購入することもあります。以前ほど購入に対して強制ノルマのような感じはなくなったと言われていますが今も購入を続けている単位PTAはあるのではないでしょうか。

児童、生徒のための保険加入手数料

支払額は都道府県に依存するのですが、こちらも児童、生徒1人あたり年間100-200円程度です。以下に大塚玲子さんの報道記事があります。いろいろとややこしいことしてるんですね。

今、児童、生徒のPTA会費を月あたり500円としているところが多いと思います。つまり年間 6,000円です。そのうち 500-600円、つまり10%程度は上位組織に何らかの形で支払われていると考えてよいと思います。

上位組織に対して負担ばかりで利益がない、というのが脱会の理由ですから、上位組織も情報高価を含め時代にあわせて変化していく必要がありますね。

PTA に関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。

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