PTAについて #3

リュディアです。引き続きPTAについてまとめていきます。

PTAについてのまとめへのリンクをまとめておきます。

今回は PTA 会費についてまとめてみます。よく問題になるPTA会費です。たとえばPTAに加入していない世帯の児童、生徒と、加入している世帯の児童、生徒が卒業式で同じようにPTAからの記念品を受け取ることについてどう思いますか?英語の辞書であったり、胸につける花だったり。

まず「払ってない世帯の児童、生徒が受け取るなんでずるい、その児童、生徒には渡すべきではない」という感情的な側面は理解できます。しかしここで注意してほしいのは PTA会費は児童、生徒の積立金ではないということです。

PTA会費は PTA活動に賛同したPTA会員がPTA活動に必要な運営費で使われることを前提に支払っているものであり、その会費を PTA活動に使うことを承認したものとみなされます。そのため PTA活動は全児童、全生徒に等しく提供されることになります。つまり会費未払いの児童、生徒に不利益があってはいけないというのがそもそもの考え方です。理屈では理解できても、感情では理解できないという方が多いことも理解できます。

ただしこの考え方は昔のように全員が会員であり、全員が会費を払っているという前提が成り立った時代のものであって、今のような価値観が多様化すると成立しなくなるという懸念もあります。また払わなくてよいなら私も払わないという保護者も増加するかもしれません。

実際、ネットで調べても以下のような記事が散見されます。

PTAを退会したいと連絡したときに「児童、生徒が不利益を被る」というのは脅し文句として使われることも多いみたいです。PTA会費を小さくして児童、生徒個人へのプレゼントを無くすといった工夫が必要かもしれませんね。

PTA に関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。

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