書評 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか

リュディアです。孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか を読みましたので感想です。

菅首相誕生前から菅義偉氏の番記者であった柳沢高志氏による菅政権誕生から首相辞任までを詳細にまとめたドキュメントです。以下のリンクから柳沢氏の文春オンラインの記事も読めます。

個人的には菅氏は好きな首相でした。プレゼンテーションは苦手な感じでしたが朴訥と無口でもやることはやる、という強い意志を感じる首相でした。安倍首相のときも菅氏が官房長官なのでうまく回ってるのだろうなとは考えていました。

実際、本書で首相になってから最後に辞任されるまでの一部始終が書かれていますが、ある日急にはしごを外されるとはこういうことなんですね。やらないとダメなことは明確で、やるかやらないかだ、と言われながら辞任を選択せざるをえないシーンでは少し悲しくなってしまいました。

今であれば、まだコロナの影響も残っており菅氏が首相であったときの記憶も残っています。今、まさに読むべき書籍ではないかと思います。お勧めです。

では、ごきげんよう。

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