書評 AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン

株式会社リュディアです。AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン を読みましたので感想です。

この書籍を斜めに高速に読める方は少ないのではないでしょうか ? ボリュームというか密度が凄いです。しかしながらしっかり理解して設計に活かしていきたいと思わせる良書です。

個人的にはデザインパタンの種類が多すぎるようにも思いました。ただ私が新規に分類できるのか、と言うと当然できないので、知見のある方がまとめるとこれくらいのバリエーションになるのかなとも思います。

最近、デザインパタンというキーワードを含む書籍が増えてきましたね。amazon でもデザインパタンで検索するとたくさんの書籍がヒットするようになりました。言葉が一般的になり、次はこの概念を使った設計を元に汎用的な環境が構築できるかどうかですね。

最後に書きますが、私は手元において、たまにチラチラ読みながら1年くらいで一通り読み通して、少しずつ実際の設計に使えればなと思いました。それくらい密度の高い良書と思っています。ただ機械学習の分野は日進月歩の世界なので、さらにこなれたデザインパタンの書籍がすぐに出るかもしれないですね。それでもこの書籍は基盤知識として役に立つと思います。

では、ごきげんよう。


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