高校 情報I/II プログラミング #5

リュディアです。高校の情報の授業で実際にプログラミングを行う際の環境についてまとめてみます。今回はこの機会にパソコン = PC を買おう、買い替えようと考えている方へのアドバイスです。値段以外に何を基準にしたらよいかわからない、という方向けです。

パソコンも高いものから安いものまでありますが、まずは購入対象はノートパソコン、ノートPCと呼ばれるタイプのものがよいと思います。今はタブレットにキーボードがついたようなタイプなどいろいろなノートPCがありますが、昔ながらのクラムシェルとよばれるキーボードとディスプレイがそれぞれについた折りたためるノートPCがよいと思います。

次に具体的な仕様です。まずはディスプレイです。ディスプレイはサイズと解像度の2つの視点から見る必要があります。解像度について知識が無い方は以前に私どもがまとめた画素についてのまとめを事前に読んでみてください。

ノートPCを持ち歩く機会が多い方は 13インチ付近、置きっぱなしが前提であれば 15インチくらいがよいのではないでしょうか。もちろん毎日持ち歩くけど大きなディスプレイが良いという方もいると思います。ポータブル性と重量との兼ね合いになりますので最後は好みになります。解像度はFHD(フルエッチディー)と呼ばれる 1920 x 1080、または 1920 x 1200 くらいで十分です。解像度が高いほど画質が綺麗になるのですが、解像度が高いと電気も消費するし価格も高騰する割には綺麗さを感じにくくなります。

次にメモリの容量です。最初にメモリとストレージの違いを意識してください。メモリはアプリ、つまりプログラムを実行する際に利用する一時的な記憶領域です。一般的にメモリが高速タイプで容量が大きいとアプリやプログラムは高速にかつ滑らかに動作します。ストレージは保存領域で電源を切っても保存されます。保存しますか?と聞かれるタイプのデータはストレージに保存されます。メモリとストレージの違いについても以前にまとめていますので参考にしてください。

では具体的なメモリの仕様ですがメモリサイズは最低でも 8GB(ギガバイト)、理想的には 16GBにしてください。16GBあれば、ほぼすべての用途で不便することはありません。ちょっと勉強用に使うだけということであれば8GBでも問題ないです。ストレージはどのようなデータを保存するかによるのですが今は SSD というフラッシュメモリを使ったタイプで256GB ~ 512GBあれば十分だと思います。写真をたくさん保存したい、動画を編集したい、というような特殊な用途で使う場合はこのサイズでは不足するので別途対応が必要です。

残り CPU とインタフェースについては次回にまとめます。

では、ごきげんよう。

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