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『心の比重:女友達<男友達』説

「一生付き合える友達」
 有難いことに、私にはそういう友達が何人かいる。

 もともと、狭く深く付き合いをするタイプの人間なので、『知り合い』は多くても『友達』は少ない。
 その中に、一生付き合える男友達がふたりいる。
 そのふたりに掛ける心の比重はたぶん、一生付き合える女友達よりも重いと思う。

 なぜか。その理由を考えてみた。

 まず前提として、私は彼らと恋愛関係であったり身体の関係をもったりしたことはない。
 なんならそのうちのひとりとは、同じベッドで寝たのに何事もなくふたりして爆睡したことがある。

 お互い、女扱い男扱いせず異性として見ない、というのは了解済であり、実際そうしている。

 ところが実際、私の中では、彼らの扱いに女友達との隔たりが明確に存在しているのだ。
 それはやはり、性差以外のなにものでもない。

 同性とは同じフィールドに立っている。だからこそマウントの取り合いがあったり、妬み嫉みというものがある。
 異性は同じフィールドにいない。同じジャンルでも、同率一位、が存在するから、滅多なことで妬み嫉みは発生しない。
 つまり、異性には遠慮する必要も謙遜する必要もないのだ。さらに、人は総じて異性に甘い。これは、甘やかすという意味ではなく、点が甘いという意味。
 男性脳女性脳、というワードが一時期流行ったが(今も?)、脳が違うとということは理解できないということに繋がる。
 理解できないものに正確な点が付けられるだろうか。私は難しいと思う。
 だから、点が甘くなる。容赦される。それはとても気楽で、私にとって都合のいいものだ。

 だから私は、男友達といる方が心地よい。心地よさはセロトニン(幸せホルモンとも言う)を分泌させる。
 だから私は私の心の平穏を保つために、心の比重を『女友達<男友達』にしている。

Q.E.D.(証明終わり)

↑ なにも証明できてないけど、一度使ってみたかった。
   はやみねかおるさん良いよね。




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