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【怪異ジャッジ】教えて!怪異のナゾ(おまけコーナー)

このコーナーでは、フリーゲーム「怪異ジャッジ・シリーズ」の怪異の存在について、みんなが抱くであろう素朴な疑問に答えていきます!
ゲームをプレイした方に向けた裏話ではありますが、ネタバレはありませんので、シリーズ全部をプレイしていなくても安心してお読みいただけます。

 と、いうわけで、怪異研究センターのスズキです。今日は、みなさんの「え、アレってどうなってるんですか?」に、バシバシ回答していくよ。………現在の調査でわかってる範囲でね。


Q1 . どういう人が怪異になるんですか?

人間が怪異になってしまうパターンで、怪異変貌者の抱える悩みや欲望って、意外と身近だったり、誰もが感じることのような気がするんですが、こんなことで怪異化するなら、世の中、怪異だらけになっちゃいませんか?

A. 怪異になりやすい人や、怪異化の条件がある。

怪異の体は「霊的なエネルギー」が集まってできているんだけど、
怪異になってしまう人間は、この霊的なエネルギーの影響を受けやすかったり、引き寄せやすい体質の人だね。

霊的なエネルギーへの耐性、「怪耐性」が低い人が強い感情や欲望を抱くと、
そこに霊的なエネルギーが集まって、蓄積して、怪異の姿になってしまう。
あと、怪異化が起きるタイミングも、その人が「1人でいるとき」に限られている。人間が怪異になる瞬間を目撃している人がいないから、怪異の正体が分からず、怪異ジャッジの仕事が必要になるんだ。

そう、「強い感情や欲望」があったら誰でも怪異になる…ってわけではなくて、
特定の条件がそろったときだけ怪異化が起こるみたいだ。



Q2 . 怪異研究センターの人は、自分では現場に行って怪異ジャッジの仕事はしないんですか?

わざわざ怪異ジャッジの仕事を他の人に依頼せず、怪異研究センターの人が直接、怪異のいる現場に行って、怪異の様子を見てくればいいのでは?
その方がリアルに状況が把握できるじゃないですか。

A . ある程度の耐性がないと、怪異ジャッジの仕事はできない。

ただ霊感があって「怪異が見える」ってだけでは怪異ジャッジの仕事はできなくて、「ある程度怪異に近づいても、しばらくは冷静でいられる」くらいの耐性が必要になる。…逆に、怪異の研究は「霊感がある」ってだけの人でもできる。

ちょうどワタシみたいに、「霊感が強くて怪異への耐性は低い」って人はけっこういるけど、ハマメ君みたいに「霊感が強くて怪異への耐性もそこそこある」って人は、かなりレアだからね。

まぁ、ハマメ君も耐性がめちゃくちゃ高い、ってわけではないから、あんまり無理はさせられないけど……



Q3 . 怪異に食べられた人が、無事に戻ってくるのはなぜ?

怪異をジャッジした後に、怪異に魂を食べられちゃった人が、無事に帰ってくることがあるみたいだけど……あれって、戻れるものなんですか?食べられちゃったらそこでおしまいじゃ……。
……世の中、そう都合よくはいかないと思います。

A . 完全に消化されてなければ、セーフ!

魂が怪異の体に取り込まれても、消化されずにそのまま怪異のエネルギーとして利用されたり、魂が消化されるまでに時間がかかるケースも多い。
だから、魂が完全に怪異の中で消えてなければ、まだ間に合う状態。
簡単に言えば、『赤ずきんちゃん』や『オオカミと7匹の子ヤギ』の童話で、
丸呑みされた赤ずきんちゃんやヤギたちが無事に助かるのと同じようなイメージかな。



Q4 . 原怪異って、他の不思議な存在とはどう違うの?

科学では説明のつかない存在として、例えば「魔族」とか「妖精」とか「ゴースト」とか、この世には色々いますよね。
…それと「原怪異」って、どういうところが違うんですか?

A . 素材からして違う。

はじめの方で、怪異は「霊的なエネルギー」でできてるって、伝えたけど…

他の存在は、「霊的なエネルギー」だけでできてるわけじゃない。

…種類や個体によっても差はあるけど、ざっくりこんな感じ。
「霊的なエネルギー」が入ってるタイプの存在は、「霊感がない人には見えない」っていう特徴があるね。
特にゴースト系は、肉体を持たないし、かなり怪異に近い成分でできてる。でも、明らかに「構造」が違う。…だから、同じ霊でも、住む世界や人間への影響が異なるみたいだね。


最後までお読みくださりありがとうございました!

今の調査でわかっている範囲では、こんな感じかな。
また、今後も怪異について理解を深められるよう、研究を続けていくよ。

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