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LINE広告で効果的な広告を配信するには

みなさん、こんにちは。LINE Frontlinerのクラハシミカです。

2023年4月末にヤフーとLINE、Zホールディングス(ZHD)の新合弁会社の名称が、「LINEヤフー」に決定し、話題となりました。
統合によってサービス・プロダクトの連携も始まっており、今後の取り組みがますます期待されます。

その一環ですが、LINE広告ネットワークにYahoo!ディスプレイ広告(YDA)の配信が可能になりました。今後、YDAしか配信をしていなかった企業も新しくLINEのトークリスト面に配信されることになり、サービスの拡充が期待できます。また、これをきっかけにYDA配信に追加して、LINE広告を始める企業も増えてくるかもしれません。

そこで、今回はLINE広告を配信する際のクリエイティブで大事なポイントをいくつかご紹介します。

◯ヤフー・LINE共有で使えるキャッチコピーのコツ

1、クリエイティブフォーマットは複数準備をする

配信面によってクリエイティブフォーマットが変わります。複数のサイズを作成することでより効果的な配信ができるので、ぜひ最適なサイズを用意してください。
特に、力をいれて用意したいフォーマットとしては、YDAは、レスポンシブ(画像)です。バナーサイズだけを入稿しているケースも多いですが、必ず用意をして、効果を高めましょう。 

LINE広告であれば、画像(小)です。配信比率が高いフォーマットで、LINEユーザーが触れやすい広告になります。画像は見やすく、タイトルの付け方にこだわっていきましょう。

2、訴求をシンプルに伝えて「!」を効果的に活用する

大きな画像であれば、画像内にキャッチコピーを配置しましょう。大きな画像の場合には、テキストではなく画像要素がCVに大きく影響を及ぼします。そのため、画像を見ただけで、どういう課題を解決するのか(ユーザー課題)が明示されており、加えて「!」など強調されているとよいでしょう。また、特定の職業やエリアなどターゲティングを限定する場合には、その商材がどういった方に使ってほしいのかも記載するほうが効果的です。

◯ベストテストパータンとは?

クリエイティブテストを考えるとどれくらいの本数でテストするのが良いのでしょうか。これはクリエイティブ1本あたり10CVが発生する形で設計をすることを推奨します。
予算から推定CV数が出ると思いますので、そこから本数を割り振ることがよいかと思います。

 <50万円/月予算 CPA予測 10,000円の場合>
月のCV予測数は50CVなので、5本が最適数となります。


クリエイティブテスト期間は2週間くらいで回していくことを想定するとペース的にはよいかもしれません。そうなると、2週間で2〜3本くらいのクリエイティブを回すのがよさそうです。
 
また、LINE広告は、自動入札が可能です。自動入札の場合は、最適化のための学習を完了させる必要があります。学習完了に必要なイベント数の目安は、広告グループ単位で約40件です。

クリック自動入札の場合はクリックが約40件、コンバージョン自動入札の場合はコンバージョンが約40件となります。
クリエイティブテスト期間には、手動入札でテストの方向性を定めた後、自動入札に切り替えるなども有効になります。

◯クリエイティブ作成が大変だ!そんなときは・・・?


たくさんのクリエイティブを作成しテストを行いたいが「画像作成が大変だ!」、そんな声が聞かれるかもしれません。そんなときに活用したいのが「LINE creative Lab」です。

LINE creative Labでは、LINE広告のクリエイティブを無料で作ることができるクリエイティブ作成ツールです。工数が比較的かかる動画作成も画像を組み合わせることで作ることができます。
画像のトリミングなども簡単に行うことができ、非常に使いやすいツールとなっています。作成の仕方としては、テンプレートを選択し、文字やレイアウトを調整するだけとなっているので、誰もがすぐに操作できると思います。

また、LINEの公式ツールであるため、完成した画像をLINE広告へ送信することができ、そのまま審査にかけられるのも魅力的です。フローもわかりやすいので、LINE広告を今から始める方にはぴったりかと思います。ぜひ活用してみてください。


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