飲食店におけるLINEミニアプリ&メッセージの効果について
みなさん、こんにちは。
LINE Frontliner / DOTZ株式会社CEOの稲益です。
今回は、DOTZ社でこの11月にローンチした飲食店向けの完全自動のリピーター集客ツール「ジーニー for レストラン」での実例をもとにその効果についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
1.ジーニー for レストランとは?
ジーニー for レストランはDOTZ社が飲食店向けに開発した“魔法の様に” 店舗のリピーターを自動で増やすことができるツールです。
店舗のスタンプカードをLINEミニアプリで簡単に構築することができ、スタンプカードにスタンプが押下された日(=来店日)を起点として、完全自動でアフターフォローするメッセージが配信されます。
配信するメッセージでは次回来店した際に使用できるクーポンを告知したり、来店を複数回するともらえる豪華なクーポンなどを告知しています。
もちろん来店後のお礼メッセージや、ランクアップの際のお礼など、おもてなしするためのメッセージなども完全自動で配信されています。
通常これらのメッセージを送るには、自分達で誰に何を送るのかを考えたり、クーポンやメッセージ配信する画像を作ったりと
実行するには、LINE公式アカウント運用に関する知見やクリエイティブ制作スキル、オペレーション工数が必要でハードルが高くなっていました。
実際に自分たちで管理画面にログインして使用してもらう、「ジーニー for レストラン」の前身サービスである「ミニアプリメーカー」においても、低いログイン率が課題となっており、自分たちで運用してもらうためのツールを提供すること自体に限界を感じていました。
「ジーニーfor レストラン」11月より発売を開始し、11月の1ヶ月間のみで
既に50を超える申込みをいただいており、前述した課題を解決できるサービスになれるものと考えています。
実際にどんなメッセージを配信しているのか、またその効果についても次項以降でご説明していきます。
2.配信しているメッセージの概要
「ジーニー for レストラン」では、来店した日(=スタンプカードを押した日/時間)を起点として、全てのアフターフォローメッセージを自動で配信しています。
店舗毎のLINEミニアプリによるスタンプ利用者をIDベースで捕捉し、一人一人に合ったメッセージ配信を行なっています。
来店後は来店の感謝を伝えるメッセージを来店後(スタンプを押した時間を起点)、数時間のうちに配信したり、次回使えるクーポンの有効期限が近くなってきたら、間も無く有効期限が切れますよ、といったリマインド配信を行なったり、最近、お店に来ていないユーザーには改めてクーポンを発行したり、ランクアップで受け取れるクーポンを訴求して、次回来店のモチベーションを上げてもらうなど、様々な種類の配信を完全自動で行なっています。
これらのたくさんの種類のメッセージを任意に分けたユーザーグループ毎にABテストを行なっており、来店実績をもとに日々チューニングをおこなっているため、来店効果を最大化することが可能になっています。
また、あえてメッセージを配信しないユーザーグループも作っており、メッセージ配信による再来店効果を可視化することで、ジーニーforレストラン自体の効果を実感いただきやすくなっています。
3.来店日起点でのメッセージ運用効果について
ジーニーforレストラン自体が11月発売のため、運用実績はまだ半月ほどしか経っていませんが、既に導入済みの店舗で効果が出てきましたので、今回、読者限定で初公開いたします。
▼11/13-12/01までの実績データ
スタンプカード登録数:394名*某ラーメン店での実績
Aシナリオ、Bシナリオの差はまだ見て取れませんが、メッセージ配信を実施していないユーザーグループにおいては、明確に差がつくことがわかりました。(メッセージによるアフターフォローでリピーターを増やせることが実証できました)
まだ半月のデータですので、今後時間の経過とともに来店効果は上がっていくものと考えていますし、ABテスト検証が進んでいくことで更なる効果拡大が見込めます。
メッセージ配信をきちんと行うことで、オンラインショップでなくても、効果が出せることがわかりましたので、
オンオフ問わずに一人一人に合ったメッセージを運用を心がけることでミニマムコストで最大効果を上げていくことができるかと思います。
皆さんの日々のLINE公式アカウント運用のヒントになれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
次回更新もお楽しみに!
▼ジーニーforレストランについての詳細はこちらから