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飲食店における友だち獲得は、「ガチャ」が決め手!- 友だち登録率が10.9倍伸長 -

みなさん、こんにちは。LINE Frontliner / DOTZ株式会社CEOの稲益です。

今回は飲食店におけるLINE公式アカウントの友だち登録率を大幅に改善した「ガチャ」施策についてご紹介します。
 
ぜひ最後までご覧ください!

1.店頭POPによる友だち登録率について

DOTZ社にて開発した飲食店向けのLINE公式アカウントの自動運用ツールジーニーforレストランの導入店舗である「元祖 辛麺屋 桝元 /ラゾーナ川崎プラザ店」 において、LINE公式アカウントへの友だち追加を促す店頭POPを設置し、いくつかの種類で検証してきた結果をご紹介します。

▼元祖 辛麺屋 桝元 / ラゾーナ川崎プラザ店

▼一番最初に設置した店頭POP

一番最初は卓上ではなく、テーブルから見える位置に上記のPOPを設置しました。来店客数は月あたり、約4,000名ほどであるため、この期間の友だち登録数は100名で登録率はわずか2.5%程でした。
 
その後、登録率(数)が少ないことから、POPデザインを変更し、ジーニーforレストランの機能で提供できるランクアップ制度ともらえるクーポンについて訴求するようにしました。

▼デザインを変更した店頭POP

また店頭POPの設置位置についても、見える位置ではなく、卓上へ貼るように変更しています。
結果としてPOPデザイン変更ならびに設置位置の変更による効果は以下の通り。
 
登録数は357名で登録率は8.9%程と大幅にアップしています。

デザインの変更も同時に行なった為、卓上に貼った効果だけを抽出することは難しいですが、店内の見える位置よりも手元で間近に見える位置に店頭POPを設置する方が効果が高いと想定されます。すでに店舗にて友だち追加のPOPを設置されている場合は、ぜひ卓上に設置することをお勧めいたします。
 
次に効果をさらに大幅に改善させた「ガチャ」施策についてご紹介します。

2.友だち登録率を大幅に改善した「ガチャ」施策とは?

ガチャ施策とはジーニーforレストランで提供している機能で店頭POPから初回登録時に利用できる抽選機能のことです。

この機能は、「抽選で●●当たる!」ということを店頭POPに記載するために開発しました。
 
狙いとしては、抽選で豪華な特典が当たる!という内容を訴求することで、店頭での登録率をあげることを目的としています。
 
▼ガチャ施策の実行にあたり制作した店頭POP

ガチャ施策導入後の結果は登録数は910名で登録率は22.8%程と最初のPOPと比べると実に10.9倍と大幅に伸長しています。
 
週あたりの来店者数から計算すると全体のうち、約60%ほどの方が登録してくれているので、大きな成果が出ています。
 
友だち登録後に、ジーニーforレストランでは、完全自動で再来店を促すメッセージ配信をおこなっていますが、再来店率も登録者のうち、直近30日間で12.3%と高い結果になっています。
 
来店した日=スタンプカードを登録した日を起点として1to1でメッセージ配信をおこなっているため、最適なタイミングでクーポン有効期限のリマインドメッセージなどを送信できており、ジーニー導入店舗全体で見てもブロック率はわずか4.9%*と驚異的な低さになっています。(*ジーニー経由で友だち追加したユーザーのブロック率)

今回は飲食店における店頭POP経由での友だち登録率、ガチャ機能という抽選をフックとした施策による効果改善事例についてご紹介しました。
 
DOTZ社が提供するLINEミニアプリを活用したスタンプカード+LINE公式アカウントの自動運用ツール「ジーニーforレストラン」をご活用いただくことで、今回ご紹介した「ガチャ」を利用できるだけではなく、日々のLINE公式アカウントのメッセージ作成や配信設定など店舗側の工数を完全にゼロにしてブロック率を極力抑えた運用が可能となります。
 
このツールを利用せずとも、全く同じものではありませんが、類似した施策としてLINE公式アカウントの管理画面からでもクーポン機能から抽選を設定することで抽選を実装することができます。
 
来店したお客様のうち、できるだけ多くの方にLINEの友だちになってもらうことで再来店してもらえる可能性が格段に上がりますので、飲食店を経営/運営されている皆様の店舗でも、ガチャ・抽選施策をぜひお試しください!
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
次回更新もお楽しみに!

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