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LINE公式アカウントで効果を上げやすい友だち集客施策と、規模を拡大していくための4つのステップ。

みなさん、こんにちは。
LINE Frontliner / DOTZ株式会社CEOの稲益です。

今回は、通販のみならず、ダイレクトマーケティングにおけるCPAを合わせやすいLINE公式の活用法についてお伝えします。

今回は、ダイレクトマーケティング=成果地点がオンライン上で完結し、費用対効果を直接求めるパフォーマンス重視のマーケティングと定義しています。(業種としては単品リピート通販や、多商材EC、美容クリニックや、ダイエットジムなど)

ダイレクトマーケティング活用において成功していくまでのフローを4stepでまとめています。

ぜひ最後までご覧ください!

1.既にトラフィックがあるユーザー群を友だち化する

LINE公式アカウントで効果を担保しながら規模を拡大していくためには、アカウント開設当初に「質の高い友だち」を如何にして集めるかが重要です。

そこで、自社のサービス/商品に興味関心の度合い別にユーザーファネルと、それに対応するLINE公式アカウントにおける友だち集客施策についての相関図をまとめてみました。

①既存顧客の集客

当然ながら、すでにサービス/商品を使ってもらったことがある既存の購買客層は、次に購買してくれる確率も高くなります。

既存顧客を友だち化するために用いる集客施策として「LINE通知メッセージ」が挙げられます。

LINE通知メッセージとは
「LINE通知メッセージ」はLINE株式会社が提供する、企業からの利便性の高い通知を企業のLINE公式アカウントから受け取ることができる機能です。本機能の利用に同意することで、個別のアカウントを友だち追加することなく、簡単に通知メッセージを受け取ることが可能になります。対象はLINE株式会社がユーザーにとって有用かつ適切であると判断したものに限定され、広告目的のものは配信されません。

※「LINE通知メッセージ」に関して詳しく確認したい場合は、こちらをご参照ください。
※「LINE通知メッセージ」の受信設定を確認・変更したい場合は、こちらをご参照ください。

LINE通知メッセージを利用できる用途は以下の表にある22個に限定されており、いずれもLINE社の審査の元、実施が可能となります。

例えば、EC企業であれば商品の配送通知などをLINE通知メッセージで送ることができるため、購入顧客が重要なメッセージを配信するアカウントと認識させることができ、かつLINE公式アカウント上に設定された便利な機能(例えば再配達依頼など)の提供している場合は、ユーザーから流動的にLINE公式アカウントへの友だち追加のきっかけをつくることができます。
LINE公式アカウントと友だちではないユーザーにも配信することができるので、新たな潜在顧客をLINE公式アカウントに集客することができます。

しかも1通1円で配信できるのでコストメリットも高くおすすめです。

※Technology Partnerソリューションもしくは実装監修(サポートなどを含む)を導⼊した場合に別途費⽤がかかります。

②自社のサイトや店舗に訪れているユーザーの友だち化

次に自社の持つチャネルに訪問しているユーザー群を効率よく集客する手段として「ダイレクトスタンプ」と「CPDスタンプ(スタンプショップ掲載なし」を紹介します。

スポンサードスタンプは、スタンプショップ面に掲載し、ユーザーは無償でスタンプをもらえることから、人気を博しているメニューですが(スタンプダウンロードすると自動的に友だち追加される)、スタンプショップ面に掲載されることから、ユーザーへのリーチ機会を最大化できますが、細かなターゲティングをしないため、(※男女別配信は可能)自社の商材/サービスと接点が低いユーザーも友だち追加されてしまいます。

そこで今回ご紹介する「ダイレクトスタンプ」「CPDスタンプ(スタンプショップ掲載なし)」の2つについては、スタンプショップに掲載することなく、スタンプ施策が実施可能です。

自社が持つ様々なタッチポイントで直接スタンプをインセンティブに友だち登録を促すことができるため、すでに興味を持っており、自社の店舗やECサイト、SNSなどに訪れているユーザーに限定できます。

特に「CDPスタンプ(スタンプショップ掲載なし)」については、CPD=Cost Per Downloadとなっているため従量課金での実施が可能となります。(5万ダウンロード✖️単価40円=200万からの実施が可能)

*ダイレクトスタンプはダウンロード数に上限がない期間保証メニューのため、多くのユーザーにダウンロードされる大規模なキャンペーン等の利用に適している一方で、ダウンロード数の担保はされておらず、かつCDPスタンプ(スタンプショップ掲載なし)と比較すると実施できる金額が1,000万〜となっているため金額的ハードルも高いです。

なので、まずは「CPDスタンプ(スタンプショップ掲載なし)」を①で紹介したLINE通知メッセージとともに、集客施策を始めていくことをお勧めします。

2.既知の友だちと新規の友だちとのパフォーマンスの違い

こちらでは、既存顧客および、すでに自社チャネルに流入してきているユーザー群と、それ以外(主に広く友だちを集める広告)で集めたユーザー群との広告効果の違いについての事例を紹介します。

あるEC企業で友だち追加後のメッセージ配信における広告効果を以下の3点で比較したところ、いずれも大きな有意差が生まれました。

自社接点で集客したユーザー vs それ以外の広く集めたユーザーでの比較結果です。

・CTR:450%
・CVR:493%
・客単価:144%

実際にこれだけの差があるので、手堅く効果をまず上げていくには、前述してきた友だち集客施策が有効であることが明白です。ただし、対象数の数は自社接点内にとどまるため、CRM施策の延長戦上であり、新規顧客の獲得には向いていません。

9,200万人以上のユーザーを抱えるLINEをフルに活用していくには、新規集客も必ず抑えておきたいポイントです。

最後に新規集客をどのように拡大してくべきかについてご紹介します。

3.ポートフォリオを組んで規模を拡大していく方法

最後にLINE公式アカウントにおいて規模を拡大し、新規顧客までを取り込んでいく4つのステップについてまとめます。

LINE公式アカウントを効果を上げながら順次拡大してくための4つのステップ

STEP1:LINE通知メッセージ
まず既存の購買客を友だち化

STEP2:CPDスタンプ(スタンプショップ掲載なし)
次に自社チャネルに訪れているユーザーを従量課金型のスタンプで友だち化

-------ここまでは自社チャネル内の接触なので新規顧客ではなく、既存顧客(一部見込み客による)CRM施策が主体

STEP3:CPDスタンプ(スタンプショップ掲載あり)
たくさんの人が訪れるスタンプショップ内で従量課金型のスタンプをミニマムで実施し、新規集客における広告効率を検証する

STEP4:スポンサードスタンプ
CPDスタンプ(スタンプショップ掲載あり)で検証した結果が◎であれば、スポンサードスタンプを実施し友だち集客規模の最大化並びに、友だち獲得単価を最小化していく

LINE公式アカウントにおける最大規模の集客施策で効果を上げることができればどの面で出稿しても9,200万と規模の大きいLINEなので、早々に疲弊していくことはありません。

4.まとめ

今回はLINE公式アカウントで効果を担保しながら、規模を拡大していく友だち集客施策と4つのステップについて紹介しました。

LINE通知メッセージや、LINEプロモーションスタンプ施策などはセールスパートナー認定の代理店や専用ツールなどを使用しながら構築していく必要があるので、ご興味ありましたら、ぜひDOTZまでお問い合わせくださいませ。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。次回の更新も楽しみにお待ちくださいませ。

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