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One point*EIYO☝🏻 #2 ~PFCバランスって何?~

火曜日はOne point*EIYOということで先週の続きをお話していきます‪‪☺︎‬


まだ読んでいない方はこちら↓

先週は三大栄養素とPFCバランスについてお話しました。

じゃあこのPFCバランスが崩れるとどうなるのか、
簡潔に言うと
・肥満
・低栄養
のリスクが高まります

運動沢山してるし肥満なんてないでしょ!
筋肉多いし低栄養なんてないでしょ!
と思うかもしれませんが、隠れ肥満なんてことも意外とあるんです。


まずは肥満について、

食の欧米化も進む現在、
日本人はどうしても
①炭水化物少なめ、脂質多め
②炭水化物少なめ、タンパク質多め
といったお食事になりやすくなります。

PFCバランスのF(脂質)の比率が30%を超える食事が続いてくると、脂質はエネルギーが9kcal/gと多いこともあり、どうしても余分なエネルギーを脂肪に変えて溜め込みやすくなります。
タンパク質が多い食事も同じです。脂質がいくら少なくても、タンパク質を摂りすぎればエネルギー過剰となり、脂肪として蓄えられます。


次に低栄養について、

最近特に女性アスリートに問題になっていることとも関連しています。
「女性アスリートの三主徴」
という言葉聞いた事あるでしょうか…?

女性アスリートの三主徴とは
女性アスリートが特に陥りやすい3つのリスクのことです。
激しいトレーニングをしている女性アスリートは

①相対的エネルギー不足
②視床下部性無月経
③骨粗鬆症

になりやすいとされています。
特に相対的エネルギー不足になると、無月経や骨粗鬆症が引き起こされ、様々な支障をきたします。

相対的エネルギー不足とは、運動によるエネルギー消費量より食事によるエネルギー摂取量が不足した状態のことで、多くの女性アスリート(特に陸上長距離、新体操、フィギュアスケートなどの審美系競技に多く見られます)


体重が少ない方が有利な競技、見た目が重要視される競技では、どうしても食べる量を減らすようにしてしまうといったことから相対的なエネルギー不足に陥りやすくなってしまいます。


この肥満や低栄養を防ぐためにPFCバランスの整った食事を摂ることがとても大切です。

少し長くなってしまいましたがここまで読んでくださった方ありがとうございました☺️

また次回お楽しみに🍅

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