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ビール大国ドイツのビール事情

ドイツと言えばビールですよね。ドイツでもビールの歴史は古く、紀元前1800年頃にはビールが作られていたという記録があるそうです。現在でも全国各地に1300を超す醸造所が存在し、ビールをよく飲む国としても知られるドイツのビール事情を紹介したいと思います。

飲酒は14歳から可能

ドイツの法律では親権者が同伴しており、アルコール度数15%以下のお酒であれば14歳から飲むことが許されているそうです。16歳になると親権者の同伴の必要が無くなりますが、アルコール度数15%以下のお酒まで。18歳になればすべてのお酒を飲むことができます。
14歳と言えば日本では中学2年生ですね・・・。

ドイツのビール一人当たりの年間消費量

ドイツは世界でもトップクラスにビールを飲む国として知られています。しかしここ近年はビール離れが進んでいるとも言われています。一人当たりの年間消費量も2015年には世界3位だったものが、2021年には7位まで下落しています。前年比でもー3.2%と、世界トップ30の中でもワースト3の数値です。
それでも日本に比べれば2.7倍の消費量ではあります。

ドイツビールの種類

ドイツはビールの種類(スタイル)も豊富で、数多くの種類があります。
代表例としてはピルスナー、ヴァイツェン、ボック、ケルシュなどがあります。日本でもおなじみピルスナーはドイツでも人気で、全体の消費量の3/2を占めるほどになります。
ドイツの人々はビールをキンキンに冷やすことはぜず、若干ぬるいぐらいで飲むことが多いようです。
これに限らずドイツ国内では5000種類を超える銘柄が存在しているようです。

世界最大規模のビール祭り「オクトーバーフェスト」

ドイツバイエルン州のミュンヘンで、1810年から毎年続く伝統行事で、毎年600万人が訪れるお祭りです。9月半ばから10月上旬にかけて16日から18日(朝9時~夜11時まで)開催され、ドイツ国内はもちろん世界中からも観光客が訪れます。

ドイツでのビールの飲み方

クナイペ
クナイペと呼ばれる酒場はドイツ国内に数多く存在します。豊富なラインナップの生ビールが用意されており、若者から年配の方まで幅広い世代の人々が集まる、ザ酒場です。手の込んだ料理はあまりありませんが、気軽に生ビールを飲みたいという方にはピッタリです。
ビアホール
ドイツの醸造所やその直営店にはビアホールが併設されているのが一般的です。醸造所ならではの鮮度の高いビールが楽しめる他、ビールに合うドイツ料理も一緒に楽しめるのが魅力的です。
ビアガーデン
日本でもおなじみビアガーデンはドイツでも人気です。毎年5月にはドイツ各地でビアガーデンが開かれます。ドイツのビアガーデンは自然に囲まれてビールを楽しむのが一般的。町を離れ、ゆったりとした時間の中でビールを楽しみます。

まとめ

ビールは世界共通の飲み物ではありますが、その土地その土地で味わいも違えば飲み方も異なります。ビール大国ドイツのビールは重厚な味わいと飲みごたえが魅力です。またクナイペやビアホールなどのドイツならではの楽しみ方があります。
ビール好きなら一度は訪れてみたい国の一つなのではないでしょうか。