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寝ながら瞑想?〜断酒して10ヶ月

 都内で一人暮らし、コロナ禍の最中に50歳になった。
昨年、ふと思いついてお酒をやめた。

 愛犬がシニアで要介護になり、介護のための体力を他で消耗したくなかった事と、もうひとつは、自分で自分の事が変えられないなんてイヤだと思ったのだ。

 自分は酒好きだと思い、ずっと飲み続けていたお酒、昨日も晩酌で飲み、今日も晩酌で飲み、明日もなんだかんだ飲むだろうという生活を続けてきて、お酒をやめるなんて考えられなかったけれど、さてお酒を飲んで良い事ってなんだろう、と考えてみたのだ。

 考えてみたら、お酒を1杯、2杯飲んでボウッとする、いわゆるほろ酔い気分になる事以外は、それほど良い事がなかった。

 それ以外、たとえば美味しい食事や親しい友人や家族との会話なんかは、お酒がなくても楽しい。
 お酒を飲み過ぎると、食べ過ぎたり、何を喋ったか忘れてしまったりする。

 何よりも、ストレス解消のつもりで飲んだお酒で、イヤな感情がますます心の中で大きくなったり、気持ちのコントロールができなくなったりする。

 その後の2日酔いと自己嫌悪はもう最悪としか言いようがない。

 あ、もうお酒はいいか、と思った。
もうすぐ1年たつ。

 愛犬(雄犬16歳半)は亡くなってしまったけれど、彼のしてくれた事、彼によって変化した事は本当にたくさんある。断酒はその中でも大きな変化だと思う。

 亡き愛犬にかける言葉が、どうしてもホ・オポノポノの4つの言葉みたいになってしまう。

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

 今日の瞑想は、疲れてしまって寝ながらできるものにしてみたけれど、かえってなかなか気持ちが落ち着かず、もぞもぞしながら終えてしまう。

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