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危ないこと以外見守る育児。絵本を噛みちぎりビリビリにしてても見守りますか?
「見守る育児」について思うこと
1歳半のとある男の子が絵本を
噛みちぎって食べている。
それを親御さんが見守っている動画を見た。
もっと言うと「あちゃ〜笑笑」といいながら
笑って止めずに見ていた。
保育園で同じことをやって怒られるのは
子供なのに…と思ってしまった。
多少危ないと思っても、転ぶのを親が阻止せず
あえて転ばせてみる(見守る)のは分かる。
これは、その子が痛みを知ることで、転ばないように気をつけようとするから学びに繋がる。
冒頭で話した子は絵本を自ら食べなくなるのだろうか?注意されるどころか笑って見過ごされているのだ。絵本を口で噛みちぎることを悪い事だと1mmも感じていない。
当然だ。注意していないのだから。
本記事の男の子は1歳半だが、保育園で0歳児の子供が同じことをしていたら保育士はなんと言うか。
「あー!!めんめ!あっぷ!」と
怒った口調で言うだろう。
怒らないにしても「マンマ(ごはん)じゃないよ〜」「それは美味しくないよ〜」と伝える。
子供ながらにしまった!という顔をする。
それが学びの第1歩となる。
1歳半になり同じことをしたらなんと言うか。
「絵本さんが痛いいたいって泣いてるよ〜」
「絵本はビリビリしないよ」
「えーんえーん痛いよ〜(絵本が泣いてるかのように演技する)」
このように伝える。
そう、年齢が違えば理解力も異なる。
それにともない怒り方も異なるが
やって欲しくないこと・ダメなことは
繰り返し小さいうちから伝える。
なぜか?
冒頭の子を見守り続けて2歳になったとする。
周りには絵本をかじる子など誰もいない。
焦りを感じ、怒りはじめる。
子供はどう思うか…
「今までは笑ってたのに何で?」
と混乱するだろう。
そう、あとあとやって欲しくないことは
小さいうちから繰り返し伝えた方が
その子の為になるのだ。
【⠀本当の見守る育児とは⠀】
「見守る育児」はダメなことをダメと伝えない育児ではない。見守ることで子供が自分で学べる範囲で見守るのだ。
お子さんのために、ダメなことはダメと伝えることは決して悪いことでは無い。寧ろ愛だと私は思う。
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