見出し画像

お笑いを"見る"のではなくお笑いを”体験"する - 怪奇!YesどんぐりRPGの裏単独ライブ『?』のちゃんとしたレポート【写真多め】

お詫び

先日最速レポートとして執筆しました下記の記事につきまして、実際のライブと異なる内容となっておりました。小さい頃に見たジュマンジという映画の内容が忘れられず、ジュマンジと怪奇のクロスオーバー作品を創作してしまったことを深くお詫び申し上げます。

嘘レポートの方がマガジンに登録されてしまった…許して…

ネタバラシと。はじめに。

ということで「配信が始まるまではネタバレ防止に好きな映画の感想を書いてください」の指示に従い、超速でレポートを書いたわけですが、怪奇ファンの良いところは本当にみんなそれを守るところでして、エンターテイメント大好きマン的には皆さんの好きな映画が知れるのが楽しかったです。(オチや展開が書きやすいのもあって、ターミネーターやスタンドバイミーを書いていた人が多かったです。)

そんなわけでこれを書いている現在(2022/4/14)も絶賛配信中の怪奇!YesどんぐりRPGの単独ライブなのですが、私は第一部の『?』の方に現地参加したため、メモ代わりに感想を残しておきたいと思います。
そして何より面白さがや伝わって「そこまで言うなら…配信見ちゃうんだから…」って人が現れるといいなという希望も込めてレポート致します。

↑こちらが今回レポートを書く方。第一部。単独裏ライブ。

↑こちらは第二部。単独ライブ。


開演前

まずは開演前まで。
草月ホールの中では関係者やファンからの素敵なお花が飾られていて”愛”を感じるライブ会場となっていました。
お笑いライブなのでやはり女性は多めでしたが、カップルの方はもちろん、男性の友達同士も来ていたりと、まだお笑いライブ行ったことないよ~!という方でも行きやすい雰囲気でした。

サマンサタバサから花が来てるお笑いライブ、なかなか無い

物販も無事に購入。今回の物販はポスターとファイルとステッカー。
私がお笑い以外のライブに行ってるせいで感覚が崩壊してる可能性もありますが比較的お財布に優しい価格帯でして、気づいたら全部買ってました。

このnote上げてから画像入れ忘れてたことを気づくのに72年かかりました

席につき開演5分前あたり。
まだ客席が明るいにも関わらず謎のマスクを被った何者かに引きずられて運ばれてくるYes!アキトさんとどんぐりたけしさん、そしてお姫様抱っこで運ばれてくるサツマカワRPGさん。
いきなりの登場(?)に客席はもちろん笑いとざわつきに包まれます。

し…し○でる…!!


そして開演。ゲームがはじまる。

リハーサル中だったのにも関わらず気づいたら本番の舞台にいたらしい3人。

リハーサル中だったはずなのに…と言いながらスムーズ(?)な流れで「このライブは(基本)写真撮影OKです」などの注意事項を話しながらシャッターチャンスのポーズをたくさん決める怪奇!YesどんぐりRPGの3人。

ギャグのポージングをしてくれる3人
めっちゃムール貝中ですが、この間もライブの注意事項や説明を行ってくれてる時短

しっかりとライブについての説明を終え、一体どうしてこんな状況になっているんだ…!?と本筋に戻ったところで、"ゲームマスター"と名乗る謎の男がモニターに登場。

「お前たちに草月ホールはまだ早い」

という理由で謎のゲームが始まります。
説明もなしに突然表示される530という数字。

これだけ見るとちゃんと謎解きライブみたいですね

「こんな話乗る必要ない!」とライブを始めようとするものの…

もし18:00までにこのカウンターを0に出来なかった場合は、なんと第二部の会場が草月ホールから阿佐ヶ谷産業商工会館の和室になってしまうとゲームマスターから言い渡されてしまいます。

キャパ500からキャパ30の和室になってしまう…

結局数字を減らすための方法などは知らされずにゲームはスタート。
この530は何の数字なのか。という話し合いが始まります。

「客の人数と同じだ!」ということに気づき客席全員で立ったり座ったり…結局そこは今回のゲームとは全く関係なかったのですが、ここをきっかけにライブに参加してる感が湧いてきてとても良い演出…となりました。

いろいろバタバタしてるところで、時間がないのにふざけすぎとサツマカワさんがどんぐりたけしさんをツッコむことで怪奇!YesどんぐりRPGの3人の代表的なギャグ「い・て・座」が発動!すると…
(この書き方だと必殺技みたい)

ついに数値が1減り、大盛りあがりする会場

ハッと気づいた3人が”あること”をし始め、数字がどんどん減っていきます。
そして、サツマカワさん渾身の

シューマイ

しかし数字は減らず…

そう…サツマカワRPGさんの…

「シューマイはギャグじゃない!」

つまり、18時からの第二部を無事に開催するために、時間内に530という数字を0にするまで、ギャグを詰め込みまくるライブがスタートするのでした。


本編

怪奇!YesどんぐりRPGのメンバーがステージを縦横無尽に動き回りながらひたすらギャグをしていく姿はまさに『エンターテイメント』で、1時間半の間にこれだけやれば途中ダレたりするのが普通なのですが、ライブではまったく”ダレる”時間がなくひたすら笑うことができました。すごい。

旧ギャグから新ギャグまで余すことなくギャグを披露していく

”ダレない”理由もちゃんとありまして、もちろん3人のギャグはめちゃくちゃ面白いのですが…

流石に3人だけでは力が足りない…
召喚!!!

召喚ポーズするとかっこいいBGMが流れる

と、叫ぶとゲストが登場し、ドカンとギャグを置いて行ってくれます。

そのゲストもバラエティ豊かで
TEAM近藤さん、金の国 渡部おにぎりさん、ゴージャス☆さんなど豪華なメンバーを筆頭にたくさんの”召喚”ゲストが登場。

失礼ながらわりと地下芸人詳しいと思ってた自分ですら初めて見た芸人さんもいらっしゃったのですが、みんなどっかんどっかんウケてました。
面白かったです!!!!すごい!!!!!!!

ゲストの一発ギャグ、本当に面白かったのでぜひ配信で見てほしいですね…

こういったギャグの英霊召喚システムの他にもバットを渡されモノボケをするパートがあったり…

カルボナーラ胡椒かけてますますますの瞬間は盛り上がりすぎて会場が揺れた

突然サンパチマイクを設置され漫才パートに移行する演出もあったりと、ギャガー3人組によるひたすらギャグをやるライブではあるのですが、様々な場面や笑いを見せることで観客を全く飽きさせることがないまま、あっという間に数字が減っていくのでした。

出囃子流れた瞬間の高揚感が凄かった………

順調にギャグをこなしていき「よし、このペースならクリアできそう!(大嘘)」となったところで、憤慨したゲームマスターにより、せっかく減ってきた数値を99999にされてしまうのですが…

絶望するどんぐりたけし

もう一度怪奇!YesどんぐりRPGの3人が立ち上がり、力を合わせることで、召喚のメンバー全員が再結集し、友情とギャグのパワーで一気に数値を減らしていきます。

そして最終的には満を持して現れたゴージャス☆さんの
「レボリューション☆」によりギャグパワーは暴走!

ついにゲームをクリアしたのでした。

力を合わせゲームに立ち向かう怪奇!YesどんぐりRPGの3人


感動(?)のエンディング

一体誰が何の目的でこんなゲームを仕掛けたのか
正体がわかったというサツマカワさん。

「怪奇!YesどんぐりRPGが許せないギャガーだろ。
ギャガーなら一緒にやって、お客さんを楽しませて…それでいいじゃんか」

その言葉が響いたのか、ついに真の顔を見せるゲームマスター

その中身は

?????????????

どんぐりたけしさんがこのゲームやるのも意味わかんないし
そもそもLIVEじゃねえじゃん
2人いるじゃん

と総ツッコミを入れられ、観客も「どういうことやねんww」状態。

そして登場する、ストーリーテラーのタ…アキト。

世にも奇妙な単独ライブ

例の番組に似たBGMが流れる中

着地点がふわふわした「最後の語り」をしてライブを締めたのでした。

これ全部セリフ書くわけにいかないから伝わりづらいな!配信見てくれ!(3回目)

感想とまとめ

ひたすらにひたすらに面白かった!!!!!!

「笑い」という意味ではすごく濃厚な1時間半を体験しました。これまでの数年分のギャグ成分を一気に取り入れた気分です。

文中にも書きましたがひたすらギャグしまくる!という1本刀の内容ではあるはずが、ギャグをしまくる中にもたくさんの演出があって1秒たりとも目が離せないライブでした。
(配信も見たんですが、作業しながら見ようと思ったら結局ずっと画面見ちゃって作業進まなかったよ…………)

すげえ画期的って思ったこと

第一部、第二部共に言える個人的に「すげ~~~」と思ったところを語ります。
配信ではどうしても版権問題で流せない演出や音楽があるため、どこの誰のライブにおいてもそこは”生でライブ見た人の特典”となりがちなのですが、
今回の単独ライブにおいてはその部分の音が無い代わりに”ふふっと微笑んでしまうテロップ”が追加されていて、初めて「生で見た上に配信も見て良かった!!!」と思わされました。

恐らく現地でライブ行った方の場合は「まあ見たから配信は良いか」となったり、行ってない方でも「配信は音楽とか消えてて演出が全部見られないから」と配信”だから”チケット買わない方もいらっしゃるかと思いますが

怪奇!YesどんぐりRPGは違った

権利問題を逆手に取ったテロップで正直笑いました。
配信のお客様のことも大切にしていることをすごく感じるので、ライブの内容の部分だけではなく”こういう演出”が気になる方にも見てほしい単独ライブでした。

今回は現地で見たので第一部のみレポートを書いたのですが、第二部ももちろん面白かったし、更に第一部とは違う豪華ゲストがいたりと、お笑い好き・エンターテイメント好きであれば間違いなく楽しめる内容なので配信、チェックしてみてくれよな!

チケットが即完売だったとのことなので、次はもっと大きいホールでのライブを楽しみにしております。

あ~~~笑い疲れた!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?