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時間

『人や動物はときの流れが異なる生き物。それらが交わるとどちらかが悲しい想いをするのだ。』


確かこのようなことを言っていたはず。。

(引用元が気になる方は、「夏目友人帳 参 8話」をぜひ)


我が家も猫を飼っているのでこの言葉を痛感しているが。

今回この言葉を聞いて感じたのは、人と人でもときの流れは異なるのでは、ということ。

平均寿命は同じ ”ひと” という生き物であっても、一か月を早く感じる人もいれば長かったと感じる人もいる。


同じコミュニティで活動していると、自分と同じ時間軸で動いていると錯覚してしまいそうだが、それぞれの時間を生きているのだから自分のそれを強要してしまうのは違うよね、と自分に言い聞かせるのだけれども。

そのような言い訳をしていると、自分だけ置いて行かれているように感じるし(逆も然り)、何もない誰もいないところをひたすら歩きまわっているような感覚。

あぁ、そういえば休学中も同じことを思ってたな。


そんなことを思っていると素敵な言葉に出会えた。


『毎日、同じところをただ回っているだけに見えても

見えないところで、時間は毎日進んでいるから

繰り返しは積み重ねで、

だから無駄じゃない。

あなたには見えてなくても

周りにはしっかり見えてるものがたくさんあるってことも

忘れないで』


”経験” や ”思い出” だと、過去で完結しちゃうように聞こえるけど、その経験を一緒にした人が「それっきり」にならずに今も共に進んでいる。「蓄積」されてる。

感じ方や価値観が異なる人間同士が時間を共有するって一筋縄ではいかない。
楽しいこと嬉しいことももちろんあるだろうけど、同じくらい苦しいことつらいこともあるだろう。


同じことの繰り返しで、成果も出ないしもう辞めちゃえって

目標達成が見込めなくてもういいやって

仲間とぶつかってもう知らないって

自分と向き合ってもうだめだって

投げ出したくなることもいっぱいあるだろう。


それでも、時間は進んでいるから。

焦りすぎず、今を楽しもう。

きっとその先には、大切な仲間との素敵な時間が待っている。

一人じゃないから。



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