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#006 36回行っても飽きない宿【静岡松崎 豊崎ホテル】

#002でも書きましたが、またもや西伊豆松崎町にある豊崎ホテルに宿泊してきました。1年に5、6回宿泊するので普通なら飽きると思うのですがなかなか飽きないんですね。そのあたりが何故か考えてみました。尚過去最高の宿泊回数は70回程度だそうです。まだまだ私は青い!

理由1 自分が育った港町の風景と似ている
私は愛知県蒲郡市の三谷という港町で育ちました。三谷は漁港と温泉がある町でさびれた感じがします。また私の祖父の家が港の中にありこの豊崎ホテルと本当に似た境遇で伺う度にふるさとへ帰ってきたと感じています。

理由2 温かいスタッフの皆さん
松崎町は過疎と高齢化が進んだ町です。当然スタッフも高齢化してきてしまっていますが、逆にそこがいい所でベテランさんの接客が受けられます。
また最近私が体調を崩すことが度々あり、その度に家族のように心配してくださり、温かいお声もかけていただいてます。かといって必要以上に詮索される訳でもないのでとても居心地がいい感じがします。

理由3 旬の伊豆の海鮮料理を楽しめる
食事はホテルと道を挟んだ民芸茶房でいただくのですが、宿泊の基本的なコース食事が以下の通りとなっています。
・その日一番美味しい地魚の刺身
・地魚のアラ煮又はカマ塩焼き
・季節の酢の物
・小鉢
・サザエつぼ焼き
・揚げ物
・みそ汁、ご飯、つけもの
まぁ普通に見えますよね。店員さんからも「いつも変わり映えしない料理ですみません」なんて言われます。
ただ自分が訪れるのは2、3ヶ月に一度。家庭料理でそのサイクルは長いので
少しも飽きることはありません。また飽きないように最大限の工夫をしてくれててそこも好感が持てます。

という事で立地、サービス、料理の3拍子が私が豊崎ホテルへ向かわす理由となっています。同郷のメンバーで行く事も度々あるのですが、結構皆さん気に入ってくれますのでまぁ私が特別と言うわけではなさそうです。

今回の料理紹介

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モクズガニ(ズガニ)
36回通って初めて出てきました。松崎を流れる那賀川の上流で当日獲れたものです。特にカニみそが想像をはるかに超える美味しさでした。

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イカのもろみ漬け
こちらはいつも必ず出るメニュー。
ピリ辛に漬けられててお酒のつまみか白飯との相性がぴったりです。

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サバの南蛮漬け
こちらは夏から秋にかけて出てきます。ミョウガ漬けが添えられているのは初めてでしたがいいアクセントになってます。

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サザエのつぼ焼き
こちらは通年メニューで変わり映えしません 笑
でも美味しいですよ。特にサザエの汁を下に敷いてあるワカメに掛けていただくのが好みです。

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アカザエビのお造り
こちらもほぼ通年メニュー。身がはがしやすいですし、塩をつけて食べると甘みが際立ちます。

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地魚刺身の盛り合わせ
今回は9点盛になっていました。一番美味しかったのはカツオでした。ネットリ系の舌触りでなんともいえません!

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カマスの炭火焼(塩焼)
サイズが20㎝弱もあり、これ一匹でお腹いっぱいになるサイズです。しかも炭火焼でふっくら仕上がってて美味しかった~🐟

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アワビのお造り
アワビ好きの私はいつもアワビ付きのプランで予約してます。
薄造りとなっているので適度なコリコリ感があっていい感じです。肝は美味しくて大好きです。

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天ぷら
カレイ、みょうが、ししとうなどの盛り合わせです

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ごはん、みそ汁、漬物
今回はカニ汁でした。
ズガニをすり潰しみそ汁にしたものですごい出汁が出ていました。

という感じの夕食でした。朝食はいつもどおりで特筆すべき内容もなかったので今回は割愛します。

という事でどうです? みなさんも少し行きたくなりましたか?
このブログを読んでくださり、ビビッと来た方はぜひ行っていただきたいです。

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