見出し画像

雑記|スキルシェア系副業の注意点とか

 どうも、Luxです。ココナラとかスキマとかツイッターとかでご依頼を受けて、直近ではYOUTUBE系の動画をいくつか編集しました。趣味の延長で始めた動画編集ですが、いつの間にかお得意様もできたりして感慨深いものがあります。

 HYSさんの記事を見て私も最初の頃に色々あったことを思い出しました。私はあくまでも趣味感覚でやっているため、見積り依頼の段階で仕事を結構断ったりしています。”面白そうな内容+礼儀正しい人からの依頼”しかほとんど受けない、という自己中ですので。

 今回は副業として始めようとしている人などに向けて注意点というか、負の側面というか、そういうのをちょっと書いてみようと思います。


名称未設定のデザイン (1)

まずは自分がやりたい仕事の単価を調べる

 個人的にはココナラ等のスキルシェア系サービスは出品し得だと考えています。めちゃくちゃニッチなジャンルだったとしても、出品しておけばそのうち買ってくれる人が出るかもしれませんから。

 しかし、ありふれたジャンルであった場合、購入者のほとんどはクオリティが高く実績がある出品者から買うでしょう。「イラスト」カテゴリーなんて100件どころではない出品数ですからね。

 一応前例が多いということは、ちょっと見渡せばすぐに”相場”が見えてきます。自分のやりたい仕事はだいたいどのくらいの値段で取引されているのか、しっかり確認してみましょう。


どうやって差をつけるのか

 相場が見えてきたとして、全く同じ値段・クオリティだと、やはり実績を優先して購入する人が多いです。じゃあ新人は何やっても無理じゃんってなるところですね。

 一番最初にやりたいことは、”商品ページ”を充実させることです。丁寧に、わかりやすく、なおかつ自分がどんなことが出来るのかをしっかり書くことが重要です。

 次にやりたいのは、やはり”実績”・”ポートフォリオ”を充実させることです。嘘は書いたらアカンですよ。実績が無いから商品を売りたいのに、実績が必要って言うと鶏と卵みたいになりますが、何もそのサイトでなくとも構わないのです。例えば「イラスト」カテゴリーであれば、「”Pixiv”でランキングに載りました」とか、そういった外部のものでも十分な証明になります。

 他には、後述する理由からあまりオススメはしたくない方法ですが、”値段を下げる”というのもあります。やるにしても期間限定とか、実績が出来るまでの最初の数件のみとか、にしておいたほうが無難です。


やりがい搾取に気をつけろ

 ここでようやく本題です。本来の意味での”やりがい搾取”というのは、

労働者に”やりがい”を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金の支払いを免れる行為をいう

 となっていますが、似たようなものがスキルシェアでも起こり得ます。上で書いたオススメしたくない方法につながるのですが、”やりがい”とか”実績欲しさ”で単価がどんどん下がっていくことです。

 悪質な依頼者の中には、実績の無い相手のみを狙って相場よりかなり安い単価で仕事を発注して経費を抑える、なんてことを常習的にやっている場合もあります。ひどい場合は”最初はクオリティの確認のため半額で”、なんて依頼をしてくることも多いです。実際に大手でもやっている場合はありますが、悪質な依頼者の場合はその後の継続依頼は無いでしょう。


注意したい依頼とか

 最初のうちは実績が無いからといった遠慮や、仕事欲しさで結構ひどい依頼も受けがちですが、仕事としてやっている以上は正当な報酬を受け取るべきです。

作業に4時間かかる仕事を1000円で受けたら時給250円です。

アルバイトを探しているとして、”時給250円”の職場で働きますか?

 副業でやるのであれば、特に単価は気にすべきだと考えています。ライティングなんかは書く速度が上がるほど時給は上がるので、最初のうちはそこまで気にしなくてもいいですが。

・依頼者が相場を理解していない場合
 相場が5000円の仕事を2000円くらいで依頼してくる人がいます。大体の場合は相場を知らないというか、知ろうともしていないというか、そんなことが多いです。〇〇なんて2000円で十分だろ、というような人が多いです。ビジネスメールどころか、友達にももうちょっと気を使うんじゃない?っていう依頼文のときがあり、私は即刻断ります。

・1円でもいいからケチりたい場合
 ココナラで言う”公開依頼”などこちらが応募するタイプの仕事募集に多いです。このタイプの依頼者は相場を理解しているが、少しでも安くできる人を探しています。それ自体は当たり前のことですが、度を越した場合があるので注意が必要です。相場が5000円なのに「予算2000~4000円」などと書いてある場合、後々ごねて2000円になる確率が高いです。

・仕事をくれてやるタイプの場合
 上でも書いたやりがい搾取系でよくあるやつです。実績無いんだから少しくらい安くても当たり前だよね、って当然のように相場より安い値段を提示してきます。大体は”少しくらい”どころか相場の半額くらいを提示してきます。

・もはやただの詐欺
 商品ページがあるにも関わらずメール連絡をしてきて、メールで打ち合わせをしている内に素材などを渡してきて、料金を払わずに仕事をさせようとしてくる依頼者がいます。冗談じゃなく年数回くらいは来ます。

 その他、依頼事と内容が違う場合や、あとになって「これもできますか?じゃあこっちも」など追加料金無しで仕事を追加してくる場合などもあります。そういった場合は運営側に相談して、キャンセルなどをするのが無難でしょう。


名称未設定のデザイン (1)

 今回は副業としてスキルシェアサービスを利用する場合の注意点というか、経験談というか、そういうのを書いてみました。私の場合はそもそも9割以上趣味でやっているので、変な依頼者だなと思ったら即断っていましたので被害にはあっていません。いくら実績が必要でも、ヤバそうな依頼は断る勇気が必要ですね。

 公開依頼への応募というのも実績を積むには重要ですが、明らかに相場より安い値段の応募は止めておきましょう。同じ値段で継続依頼などと言う依頼者もいますので。

 時給250円の副業をするくらいなら宝くじでも買うか、儲けは少ないですが投信の積立でもしたほうがマシです。収入を増やしたいから副業を始めるのに、ただ時間を使うだけで大した利益にならないのでは意味がありません。

 仕事をさせて頂いているという謙虚さも重要ですが、自分の仕事に自信を持って対価がふさわしくないのであれば断る勇気も必要です。

e-Sportsコーチング系、動画編集系、音楽系などの記事を書いております。面白かったり、参考になったなと思ったら、ぜひサポートをよろしくお願いします!より一層いい記事が書けるように努力していきます!