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観覧注意⚠️ 彼がやってきた理由


こちら人によっては不快に思われたり気持ち悪いと思われる可能性があります。

十分ご理解の上お読み頂くか、無理だと判断された場合はご戻り下さい。





不思議な夢


その日は休日で、天気があまり良くない日でした。薄暗い空とゆるく吹く風。

部屋でベッドに横になりダラダラと過ごしている私は、部屋の窓を少しだけ開けてお昼寝をしました。


夢の中で目を覚ますと部屋の隅、扉の前に誰かが立っているのがわかりました。
外は天気が悪いため薄暗く、部屋の中でも薄暗く誰なのかがハッキリ分かりませんでした。

でも私はそのたっている誰かが怖い人だとは思わず、自然と受け入れていました。


ゆっくりと近寄ってきたその誰かは男性で、顔はやはり薄暗くて見えなかったのですがすぐに
前世の彼なのかな?と思いました。
確信では無かったですが、怖くもなく自然と受け入れられる自分にそう感じていました。

夢の中なのに夢じゃない、実際に体験しているかのようにリアルな感覚でした。


男性は私に近寄ると、恐る恐るといったように私の体に手を伸ばしてきました。
触れられることは怖くなくて、寧ろ触れ合えるのが嬉しいと思ってました。


まるで男性のその仕草は、触れられるのかを確かめている、といった感じでした。
腕などを触り、触れるのを確かめるとベッドに腰掛けている私をぎゅっと抱き締めゆっくりとベッドに横になる形で倒れ込みました。

抱きしめられる感覚がとても嬉しくて、腕や足などを触られていて、自然と変な雰囲気の方向へと進んでいきました。


男女がする行為の手前のような事をされかけ、私はその行為自体が怖いのと、
まるで私よりも私の体を全てよく分かっている、かのような動きに戸惑いを感じてすぐに「いやだ」と拒否しました。

しっかりと声に出したはずでしたが、声を直接出したと言うよりかは脳内や部屋に心で言った言葉が響いた感じでした。


そういう事をした事無いからこその怖さなどが混じってしまった私の言葉が聞こえるやいなや男性は動きを止めて

「無理にはしない、いいよ。大丈夫、待ってる」

という風に答えてくれました。
答えてくれたと言っても先程と同じで声を直接出してると言うよりかは響いてる感じです。


男性は動きを止めた後にまたぎゅっと体を抱きしめてくれて、腕や手、首などを触って感触を確かめているかのような感じでした。

私がここにいるのをただ確かめている、と感じました。


男性が現れてくれて、触れ合えたことか嬉しい反面、やはりそういった事はまだ怖いと感じていると
それを確かめるために来ていたのか、そこで目が覚めました。


起きてみると、やはり空は薄暗くて部屋の中も夢で見たのと同じで薄暗かったです。
現実世界と同じ天気や場所、だったからかとてもリアルに感じました。

ボーッと夢の事を考えていると、窓の外でヒューッと笛の音色が遠のいていくのが聞こえました。


窓のすきま風と言うよりかは、しっかりと笛として音色が奏でられ、ひとつのメロディのように聞こえました。
まるでお祭りの音のような、とても綺麗な音色でした。

その時期にお祭りなど無く、近くでそういった行事なども無かったのでとても不思議です。


「ああ、やっぱり来てたんだな」って思ったのを覚えています。


ただ夢から覚めきれていなかったのか、夢の中の男性が彼だったのか薄暗いせいで顔がハッキリとは見えませんでしたが
彼だったらいいなと思うような、不思議な感覚の夢でした。


彼との夢はいつ見ても暖かく包まれている感覚がしてとても心地が良くて好きです。

人によっては気持ち悪く感じる部分があると思いますが、見て下さりありがとうございます。





ではまた後ほど

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