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7/3 本を読んで…


最近読んでいた本を読み終えた。

益田ミリさん著書の

『五年前の忘れ物』





読んでいると、こんな一文に出会った。

悪気がないのはわかっているが、悪気がなければいいという仕掛けで
世の中はまわっていないのである。

益田ミリ『五年前の忘れ物』p191



はああああああああ、なんか沁みる~~~~~~(笑)


物語の内容うんぬん関係なく、現実世界でもそうではないかな?と。


いるじゃないですか?
「この人、悪気なくてこんなことやってるんやろな~」って。

でも悪気がないからって嫌な気持ちになってないか?
って聞かれたら、違うんですよ。
心の中は嫌なんですよ!!!!!モヤモヤするんです!


わたし、自分で言うのもお恥ずかしい限りなのですが、
滅多に人に怒ることなんかなくて、
自分以外でも人が揉めてるのも嫌だし、見たくないし、
なんなら解決したくて口挟む系のお節介焼きといいますか。


だからって相手は悪気なく、
「あられやったら大丈夫やろ~」って
軽いノリで発言したり、行動したりして。

それに対して、今までは、
「この人悪気ないけん、こうなっても仕方ないか~」
って諦め?許し?のような気持ちでいたけど、


悪気がないのはわかっているが、悪気がなければいいという仕掛けで世の中はまわっていないのである。


この一文を読んで、
「いやそうよね!?」
「悪気がないからって良いってことにはならんよね!?」
「そんな簡単なモノじゃないよね!?」

ってとても共感?したというか、
なんだろう、上手く言葉にできない(笑)
言語化能力なくて、すみません(笑)


と!に!か!く!
この一文に今のわたしは大変救われた。

こういう一瞬があるから読書がだいすき。