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診療看護師(NP)養成大学院の受験を看護師6年目の年に考えています。準備には何が必要ですか?

質問者さんがどんな背景があって、前提となる知識や経験がどんなものか想像が難しく、また筆記試験や面接試験から必要書類など受験に向けた準備も様々なので、どこの診療看護師(NP)養成大学院の準備でも共通していそうな筆記試験の準備について今までにあった質問のお返事を記載します。

もしも、お返事の意図が異なっていたらこっそり教えていただけると幸いです。

さて、筆記試験の準備ですが、大学院によっては医学、看護学のどちらかに重点を置いて問題作成するでしょうから2つのパターンで考えました。
医学に重点を置くなら、医師国家試験の過去問における必修問題の問題集(例えばクエスチョンバンク vol.7)、もしくはCBTの問題集(例えばクエスチョンバンク CBT vol.2〜5)のようなものをやってみるといいと思います
CBTは医学生が実習前に行う筆記試験のようなイメージで、医師国家試験より基礎的な内容が多いでしょう
ただ、これらは医師国家試験に向けた問題集で、内容が幅広いです。時間は限られているでしょうから受験対策を考えると全てやる必要はないと思います
例えば、小児、産婦人科、マイナーなものまで手を付けるより、呼吸器や循環器などメジャーなものに力を注いだ方が無難でしょう
正答率9割以上のような、基礎的知識から学習を進めていけばいいと思います。
また、近年のものであればガイドラインも同じでしょうから最新版でなくても良いと思います

看護学に重点を置くなら、看護師国家試験の過去問集で状況設定問題(後半にある長文の症例問題)を練習するのがいいかと思います
時間があれば、自分ならどう対応するかをイメージしながら解いてみてもいいかもしれません。これは「この症例に対してあなたは看護師としてどう対応するか?」といった書かせるタイプの問題が出た時の練習になると思います。

ちなみに、医師国家試験も看護師国家試験も過去問と解答は厚生労働省のHPで確認できるので、それを活用してみても良いかもしれません

頑張ってください、

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