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診療看護師(NP)養成大学院の進学で看護部の方針が変わりました。他に施設へ入職できる情報はありますか?


診療看護師(NP)養成大学院の進学を契機に看護部の様子が変わることは、個人的には珍しい話ではないですね。あとは、看護部長が変わってから方針が変わったとか…
ただ、「条件の悪い時給金額を提示」という話から推察すると、お金の話は看護部が決められることではないでしょうから、看護部というより病院や経営の方針として「診療看護師(NP)は本当に必要なのだろうか?」という考えなのかもしれません。
一応、具体的な数字が分からないので可能性の話として言うと、もしかするとお金について全国的に見てみると実はそこまで悪い条件ではない可能性があるかもしれませんが、今回は割愛します。

さて、非常勤などで診療看護師(NP)養成大学院へ進学後に入職できる情報ですが、個人的には持ち合わせていません。ただ、不可能な話では無いかもしれないとも思っています。
ある病院は看護師の募集について「入職後に診療看護師(NP)養成大学院の進学を目指す看護師」を募集していたり、そうでなくとも新卒からでも診療看護師(NP)を募集している施設はあるので、交渉の余地はあると思います。

新卒からでも診療看護師(NP)を募集している施設の視点に立ってみると、既に大学院に在籍していて1〜2年後に診療看護師(NP)になる可能性が高い人材が入職したいと言っていたら、どこかの施設が一度くらいは検討してくれるのでは?と思いますが、素人の甘い考えだったら申し訳ありません。

重々承知かとは思いますが、元の職場に残るにしろ、新しい職場を探すにしろ、自分で考えて行動することは求められていきます。質問の内容から推察するに、診療看護師(NP)がいない環境に飛び込んでいくでしょうから、何もかもが初めてで、一から作り上げていくと思います。診療部や事務部やその他多くの部門に周知、理解、協力を働きかけていく中で、看護部の表情が悪い環境で作り上げていくことは大変かもしれません。慣れており顔見知りの多い場所は働きやすいでしょうから、今の施設で頑張ることは一つの手段だと思います。
一方で、大学院在学中の2年間は自分に使える時間が少なからずあるので、時間が取れる大学院1年目の時に診療看護師(NP)が実際に活動している施設を見ることも悪くは無いでしょう。神奈川県には既に診療看護師(NP)が活動している施設はいくつもあるので、そういう環境を見てから、改めて今の職場にするのか、新しい職場にするのか検討しても良いかもしれません。卒後研修とか教育とかその施設が求める診療看護師(NP)の役割とか福利厚生とか、実際に見てみると魅力的に見えるものがあるかもしれません。

まとめると、非常勤などで大学院進学後に入職できる施設の情報はありませんが、探してみる価値はあると思います。そして、大学院在学中に、もっと言えば大学院1年目の時にいろんな施設を見て、実際に活動している診療看護師(NP)の話を聞いて、先々の就職施設を考えると良いと思います。今の施設に残るにしろ、新しい施設に行くにしろ、その時に得た情報は今後に活きると思います。

頑張ってください。

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