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AIイラスト生成日記12・・・鞭が出なければ出させれば良いじゃない
鞭を持ったキャラクターのリクエストを受け生成を始めましたが、プロンプトで「holding,holding weapon,holding wips」と入力してもなかなか鞭が出てくれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1698069282588-raQlTmjRQh.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1698069297971-mPi8zSEapG.png)
もっと上手い方法があるとは思いますが、以前書いた記事のような感じで強引に鞭を出していこうと思います。
元の生成イラストはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1698069865245-8wcmsJ1cum.png)
①鞭を出したいイラストに、フォトショップなどのペイントソフトで簡単に鞭を描きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698069911819-SrGe5cI9Mr.png)
鞭のうなるような感じを出したかったのですが、いざ描けと言われたら全く描けないので、とりあえず鞭を振っているような感じにブラシツールで描いていきます。
②Stable Diffusionのインペイントウインドウにイラストを入れ、鞭の部分をなぞっていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698070093973-Sgw4BzAwgJ.jpg?width=800)
③コントロールネットのキャニー機能を使います。
コントロールネットの詳しい説明は省きますが、ControlNet is more importantにチェックを入れ、Canny Low ThresholdとCanny High Thresholdの値を少し下げておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698070254713-Zf3VnkXo0k.jpg?width=800)
denoising strengthの値を上げすぎると折角の鞭が消えたり変な物が生成される恐れがあるので、0.3~0.45くらいで生成していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698070836748-ezFzjaAl3b.png)
すると大きな変化はありませんが、マウスで描いた鞭の部分の色合いなどが変わってきました。
生成したイラストをインペイントに入れ、②~③を繰り返し、最終的に
↓のような感じになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698070719040-Sk2ZaxjjI1.png)
生成した鞭を更にフォトショップなどで修正して、リアルさを追求していってもよかったのですが、沼にハマりそうなので色が馴染んだこの辺りで止めておきました。
武器持ちキャラ用のLoraファイルを見つけられればもっと楽に生成できたと思いますが、無くても気合いと根性で生成できるので、良い構図のイラストを生成できれば手を加えてみるのも良いかもしれません。
最後に、DALLE3で同じ事を挑戦してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698071318574-OrotddKwcm.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1698071325736-UaNfXt7M3q.png?width=800)
1枚目は比較的ちゃんと鞭が表現されていますが、2枚目は鞭が破綻してしまいました。
それでも質がが高いですね。
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