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ももた、再手術

9月になりました。
まず、皆さんにお礼を申し上げるために、御報告から。

これが8月にももたのために皆さんから援助していただいた総額になります。
「ももたをたすけてください」という私の訴えは、25000以上のビューになり、475のいいねをいただきました。
たくさんの方が記事を購入してくださり、また、200件以上の追加のサポートもしていただきました。
このため、ももたの1回目の入院治療費の50万余円をつつがなく支払うことができました。
皆さまのあたたかい御支援に心から感謝いたします。

さて、ももたは8月21日に、退院することができたのですが、左眼球摘出後の眼窩に膿が溜まり、8月28日から再び入院しています。
再入院してすぐは、血液検査の数値も悪くことないから、消毒だけしてもらって、自宅でお薬を塗りながら様子を見る方向になりそうでした。
しかし、入院3日目に発熱したこと。ももたの状態にあう抗生剤がなかなか見つからず、点滴が有効だったこと。
いろいろなことがって、徐々に入院が伸びて、再手術をすることになりました。

今度の手術は、左目の縫い合わせたところを再び切開し、眼窩を消毒すると同時に、膿んでいるおおもとがどこであるかを特定するものでした。
眼を取り囲む骨は粉々になっていたそうで、そこからではないか、という見立てのもとに行われました。
実際に開いてみてみると、鼻の骨折のほうの傷跡から膿んでいたそうです。
折れて抜歯した牙のあとも、じゅくじゅくにはなっていたものの、今回の膿とは無関係だったそうです。そこも縫い合わせてもらいました。
また、下あごについてもワイヤーで簡易的に対処したと聞いています。

聞くにつけ、ももたの傷のひどさに胸がいたくなりますし、よく生きていたものだと思います。
内臓にはダメージがなかったとはいえ、それだけの大けがだったのだと思い知らされる再入院、再手術でした。
獣医さんの口ぶりで「一日でも早く退院させてあげたい」という話が出た時に、なんとなく、いつ死んでもおかしくないという意味なのかな?と考えてしまいました。
だから、せめて一日でも早く、一日でも長く、家で過ごさせてあげたいというニュアンスなのかな、と考えると、お見舞いからの帰り道、気が重くなって仕方ありませんでした。

このことは、家族にもうまく伝えることができません。
もちろん、猫の寿命というものは、人間よりもはるかに短いものです。
飼い猫だから8歳というのはたいした長寿なほうではないけれど、家の外で暮らす猫たちに比べたら若いうちには入らないように思います。
それでも、かいぬしというのは欲が深くて、できれば、家族である猫たちには、一日でも長く一緒にいてほしいと願わずにいられないのです。

今日も仕事帰りにももたに会ってきました。
エリザベスカラーははずれて、点滴もはずしてもらっていました。
点滴しない状態で、明日、状態が落ち着いたままであれば、明後日退院できるかもしれません。
今回の入院費用はいかほどになるか怖くて聞いていませんが、冒頭にも書きました通り、皆様の御支援があったことで、必要な治療をためらわずに受けさせてあげることができています。
引き続き、御支援いただけますと、非常に非常に助かります。ありがとうございます。

今回の写真も、事故前の写真です。
ももたのぽよぽよおなか。今はすっきりとダイエットしていますので、ここまでぽよよんとした状態ではないはずです。
背中をなでれば骨が数えられるぐらいこつこつと目立ち、太ももの筋肉が落ちてくぼんでいるようになりました。
毛皮の下に筋肉の弾力が感じられない手触りは、22歳まで生きた先代猫の最後のほうを思い出して、撫でていると切なくなりました。
いつかまた、こんなにぽよよんになってしまったらいけないけれど、健康な猫らしい筋肉を取り戻せるように、世話をしていきたい気持ちでいっぱいです。

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