Amu流 じぶん旅のみちすじ

 こんにちは。まず、簡単に自己紹介をします。絵を描くこと、音楽を作ること、料理をすることなど、クリエイティブなことが趣味です。絵に関しては仕事にもなっているクリエイターAmuと申します。

 今日は天気が良く散歩に最適だったので、近くの公園でこれを書いています。今日は「noteを始めたきっかけ」と、最近実践している「じぶん旅」(勝手に名付けていますが、要は瞑想のこと)を通じてインスパイアされた、「わたし流じぶん旅のみちすじ」と題して書きます。とはいえ、多くの方がもう実践済みかもしれませんので悪しからずー。

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 先週の月曜日、歯医者に行く途中の本屋で「マイブック」と江國香織さんの短編集2冊、計3冊を買った。私は十代後半に大病をしたことがあり、その影響で今まで出来ていた多くの事が、いっさい出来なくなる経験をした(正直、壮絶でした。でも、今後もきっとこの事について触れたとしても、詳しく書くつもりはありません)。今でも続いている影響の1つに「活字アレルギー」がある。

 幼少期は親が本を読む機会を沢山与えてくれていたこともあって、文学少女と言って良いくらい本を読んでいた。それが大病を境に、ぱったりとダメになってしまった。

 でも、江國香織さんの『すいかの匂い』と『つめたい夜に』という2冊の短編集を読んで、活字離れが治ってきた。無我夢中で読み進めてあっという間に読了してしまったのだから!自分で心底驚いた。

 この本がnoteを始めるきっかけでもあるのだけれど、江國香織さんの著書を選んだのが何より良かったのだろう。先が読めない展開と話のオチ、物語の着地の仕方が絶妙で、あっという間に江國さんワールドにハマっていった。

 江國さんは、私の中に潜んでいる「かくれんぼしていたい部分」をスプーンですっとすくっては、私の目の前に「見なさい」と綺麗に並べていくような作家さんだ。1つ、また1つと物語を読み終わる度に、「わたしも何か文章を書きたい!」という衝動に駆られた。そしてたまたま一緒に買った※マイブックに、ひたすら思うことを書き留めていった。筆が止まらない。思いが溢れ出して、(今は2月)1月のページがこの先ずっと書かないと白紙なものだから、ひたすら1月の残りのページに文章をメモしていった。

(※マイブックとは、いわゆる日記帳を本にしたもので、1ページずつ日付と曜日だけふってあるシンプルな白紙の本)

 もう1つ、じぶん旅のきっかけでもある、最近始めた「瞑想アプリ」。これは自己対話をするのにぴったりなツールで、本当にこのアプリに出会えて感謝している。(瞑想についてはそのうち記事にしたいと思っています)この2つがきっかけで、何か書き記していきたいとnoteを始めるに至った。

 以上がnoteを始めた理由だが、この行動の先に「じぶん旅をするための手段」を3つ思いついた。

1. マイブック

「今感じた事」「見て心が動いた事」を「マイブック」(日記帳でもノートでも)にメモする。

2. LINEの「Keepメモ」

個人だけのLINEアカウントに、言葉、見た記事、好きと思った誰かの絵、自分の絵、聞いた音楽のプレイリスト、Wikipediaで調べたURL、noteのお気に入り記事のURL、とにかくありとあらゆる自分が「好き!」「残したい!」と思うことを次々送信してストックしていく。

3. ボイスメモに、独り言を録音する

 誰かへ語りかけるように、またはラジオDJのように「思った事」を話して録音する。それを、めんどくさかったり、気恥ずかしくても聞き返す。(このボイスメモは聞くのも大事だ。自分の話している声を実際に聞いて、自分の癖などをフィードバックできる。)

 じぶん旅は、24時間365日いつでもできる。自分の感性を、ストックしたり記録することで、自分を形作るものが明確になる。全ての出来事や見るものが点だとしたら、点と点がどんどん繋がっていく体験もできる。すると、あのとき誰々が言ってくれた言葉が、巡り巡って今の自分につながっているんだな、と感謝できる機会にもなる。

 この3つ全部でも、どれか1個でも実践することが、わたしのこれからの日課である。コロナ禍で実際の旅は難しいご時世だけど、じぶん旅はいつでもいくらでもできる。頭が整理され、自己対話力や内言も育つのでわたしにはいい影響になってくれそうだ。

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 以上が、わたし流「じぶん旅のみちすじ」でした。いかがでしたか?最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ではまた。




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