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サピエンス全史を

本当に最後まで読んだ。
上下巻あるのに。
毎日一章みたいな感じでコツコツと読んだ。
もちろん面白かったから読了できたわけだが、
特に印象に残っているのは「認知革命」
である。
確かに言語や科学などが人間を地球上の覇者たらしめている大きな要因ではあるが、
未来を想像する能力を身につけたこと(認知革命)がその契機になったとしている。
幸せのことを思うと本能のまま、余計なことを考えず生きていければある意味良かったと思うが、
当時の人間は生態系の中間くらいに位置して怯えながら暮らしていたらしい。
そう考えると、いきものはみんな不安なのかもしれない。
その不安に立ち向かい、克服してきたのが人類なんだと感じた。
トライアンドエラーを繰り返すことができるのが人間であり、その成功率を上げるツールとして文字や科学があると考えることができる。

あまり悲観的にならず、
周りの非科学的な声には耳を貸さず、
勝算を分析し、
失敗を恐れず、
ときには挑戦しても良いかもと感じた。

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