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闇の伴奏者 ⑥部下を幸せにすること。マンガを作ることは面白いって思わせる。
「俺は嫌われているからついてきてくれるか分からないけど、俺が編集長でいる間は、漫画を作ることは面白いって思わせたい」
嫌われてもなんでも、商品がヒットして爆売れして、皆が作るの楽しくてってのはいいかなー。
人の好き嫌いなんてコントロールできないしな。
でも、楽しく仕事してくれないと、少なくとも商品は好きでないと客に伝わってしまうから、そこはプロとして、誰かが嫌いでも、最低限、仕事が嫌いでも商品を好きになるように熱を持って錯覚するように教えるくらいかなー。
それでも、商品を好きになれないなら外れてもらうしかないし、外れるしかないと思う。その方が皆が幸せになれる。
協力してくれる皆が、仕事が楽しいと思ってくれるのが理想。
楽しむとか幸せは主観でどうでもなるから、どんな悲惨な状態でも幸せにはなれるし楽しむこともできる。
ピンチこそチャンスと考えられる俺は勝っている。
凄い成功して生活も安定していて金もいっぱいあるけど、楽しめないし幸せと感じない人は沢山いる。
幸せじゃない自分に酔ってるから幸せなのかもしれないし、ハングリー精神で上を目指す活力になるかもしれないが、そういう風に人生を楽しんでいるかもしれないが、もっと、楽しんだり幸せだと感じたりしてよいのにとは思う。
他人を幸せにすることはできないが、自分が幸せになることは簡単にできる。
自分が幸せだと思えないのに、他人を幸せになんかできん。
仕事を楽しんでもらうには、どうしたら良いかは分からん。
ただ、作ってる商品がヒットして爆売れして、お客さんが喜んで、会社も喜んで、社会も喜ぶし、株主や、商品に関わった全ての人が喜ぶぐらいしか、期待できないとは思う。
「三方良し」のように売る側も買う側も社会も、皆が喜ぶためには、「結果が良い」しか方法がないとは思う。
楽しく仕事しても、利益がない場合もあるにはあるので否定はできないけど、結果が良ければ、ずっと、良い思い出にできる。
そういう意味では、このセリフには賛成できないなあー。
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