凭れ合い

支え合いは良いのだが、
もたれ合いが苦手である。

明らかに読まずに押される「スキ」や「いいね」には、
その もたれ合い 感覚しかわかず、
どうにも、気持ちのわるい世間の習慣にしか
私には正直感じられない。

「スキしたから返してね」の圧には、
パワハラにも似た不快感が私には否めない。
でも、どこかのマニュアルに、「スキを押しまくれ」とでも書いてあるのかも知れない。
私だったら、それは申し訳なさすぎて、とても出来ない。

読んで本当に好きな時にしか、私は「スキ」「いいね」は押さない。
自分に対してもそれで良いと思っている。

支え合いには責任が幾らか存在するが、
もたれ合いには無責任しかないように思えている。
それが良い場や場面もあろうが、
常態化したそれには、
愛しさが欠けている。



2024.4.30筆

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