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我が家の「スパイスカレー」

インド料理屋でのアルバイト経験もあり、いつかは'スパイスカレー'にチャレンジしたいと思いながら、「スパイスを買い揃える事」自体が面倒くさく・・・、また、今まで子供達が小さかった事もあり、辛いものはまだ無理かなと敬遠していました。ようやく我が子達も、多少の辛いものが食べられるようになった事から、チャレンジ熱が上がってきました。
おウチ時間が増え、ネットでスパイスを検索したところから、
「我が家のスパイスカレー」作りはスタートする事になりました。

まずは'スパイス'購入

スパイスを買おうにも、「何から揃えて良いか分からない」。
アルバイト時は、インド人シェフ3人と日本人は私1人という状況下で働いていました。ろくに言葉も通じないまま、色々学ばせてもらいました。
しかし、「スパイス」に関しては、十種類以上のスパイスを、シェフが手掴みでパッパッと入れてる感じで、とても覚えられるものではありませんでした。
インド人シェフにとって、レシピは頭の中にあるもので、紙に書いたりしないそうです。(知ってる事がシェフの実力とのこと)よって彼らは「目」で料理を盗んで、自分のものにしてきたそうです。当然、他の業務で忙しい私は、料理を盗む暇はありませんでした。

と、いう事でやはりネットに頼り、スパイスカレーを検索、沢山の情報が出てきました。
ただ、記事により買いてある事がまちまち、「3種類のスパイスが有れば大丈夫!」という内容から、4種類説、5種類説、沢山あります。
簡単な方を信じよう、という事で、まずは「4種類」のスパイスを買ってみました。
クミン、コリアンダー、ターメリック、ホットチリ、(全てパウダー状のものです)。後にパプリカパウダーを追加購入。元々我が家にあった、クミンシード、も加えると、それなりに揃った感が出てきました。
(トップの画像が'我が家のスパイス達です。)

 つぎに問題になるのが、スパイスの「比率」です。これまた、配合比率がレシピごとにかなり違いが。。これはまた決めるのが大変です。

↓ 最初にこれを買ってみました

↓ ボトルはイケアで買いました 


我が家のスパイス比率

ネット情報を元に、「試す」しか無いという事で、信憑性の高そうな(?)レシピを元に、配合を始めてみました。
最初は、
クミン3、コリアンダー3、ターメリック1、ホットチリパウダー1、でチキンカレーに挑戦。
結果、我が家には「かなり辛い」との評価。
何度か試行錯誤し、今のところ、我が家の配合は、
クミン2、コリアンダー2、ターメリック1、ホットチリ0.5、それに、パプリカパウダー1、(全てそのまま小さじの杯数で、4人分としています。)
に一旦落ち着きました。

本日は「キーマカレー」

まだまだ、'素人'スパイスカリーですが、本日のカレーを紹介します。

用意したものは
・合い挽きミンチ 500g
・玉ねぎ 1つ
・人参 1/2本
・ナス 1本
・ピーマン 一つ
・トマトホール缶 400g1缶
・赤ワイン 100cc
・ヨーグルト 大さじ2
・クミンシード 少々
・ニンニク 少々

・クミン 小さじ2
・コリアンダー 小さじ2
・ターメリック 小さじ1
・ホットチリパウダー 小さじ0.5
・パプリカパウダー 小さじ1

・醤油 少々
・砂糖 大さじ 2

ぐらいです。

早速、調理開始!
①玉ねぎ、ニンニク、クミンシードを炒めます。
よく飴色になるまで、と言われますが、「時間がかかるしなかなか難しい」と思う方も多いですよね。
そこで、比較的簡単に「早く」飴色になるコツを一つ。強めの火で玉ねぎを炒めていき、透明になり、「もう少しで焦げそう」な時に、わずかな水を注ぎます。すると、みるみる玉ねぎのいろが変わっていきます。(メイラード反応が促進されるそうです。)

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市販の「フライドオニオン」を加えると、手軽に飴色玉ねぎのコクが出るそうなので、より時短を望む方にはそれもお勧めです。

↓ いろんな料理に使えるので重宝しています

↓ すでに飴色になっているものも




②ミンチ、人参を加えます。

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③ミンチの色が変わってきたら、クミン以下のスパイス全てを入れて炒めます。
水を入れる前に入れて、スパイスと油を馴染ませるのが良いようですね。

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④トマトホール缶、赤ワインを加えて煮込む。
砂糖、醤油もここで加えました。

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後は水分が無くなるまで煮込むのみ。
最後に、ざっくり切ったナスとピーマンを入れて、軽く火を通して完成です。

ついでに、インド料理屋で学んだヨーグルトサラダも作りました。「ライタ」と呼ばれてました。
細かなレシピは覚えてませんが、我が家流は

・トマト 一つ   1.5センチ程度のサイの目切り
・きゅうり 一本 0.5センチ程度のサイの目切り
・玉ねぎ 1/4  みじん切り
・ヨーグルト 200g
・塩  少々
・パプリカパウダー  少々
を混ぜるだけ、です。

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ヨーグルトは口の中の辛みをとってくれるそうで、インド料理では多用されてますよね。
非常に簡単なので、我が家ではよく作ります。

完成

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子供達から
「少し辛いけど美味しい」
との言葉を。
「まだ辛いかぁ」と思いながら、
パクパク食べてくれる子供達の成長を感じます。

気がつけば私の料理は、私自身の「ストレス解消」と「達成感」をもたらすものとなってます。
「おいしいはたのしい」そして「おいしいはうれしい」ですね。


次はムルクマカンニ(とお店で呼んでました)、にチャレンジしようと思います。(今世の中で流行ってる「バターチキンカレー」です。)



#おいしいはたのしい



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