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第10章 出産と出発

最初、両家でどうするか話し合いが行われた。

もうこれはやらないほうが良かったなと思うほど、グダグダだった。

お互いの想いを伝えて、攻撃するだけの場となり、妊娠後期の私にはストレスにしかならなかった。

なりよりも元夫に会うこと自体がストレスフルだった頃だ。

自分で決めて進めなければ、わたしの人生は何も動かないと判断したので、弁護士も決めて戦略も練って離婚裁判がスタートした。

最初は元夫との話し合いからスタートしたが、あの頃と同じで、ただ謝るばかりか急にキレるかどちらかだった。

このひとは本当に何年立っても成長しないのだなと確信するばかりだった。

時間ばかりかかって、意見が平行線なので家庭裁判所で決めることにした。


地方の家庭裁判所は最悪だった。

弁護士がいなかったら負けていただろうと思う。

こちらは全く否はなくても負けていただろう。

地方家庭裁判所の裁判官は以下のような方々だった。

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