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スマホで簡単!情報収集のためのSlack活用術

社会人3年目のフリーランスライターの水月です。
社会人になってから思うのが、情報収集が大事ということ。特にフリーランスになってからは、最新情報や広い知識を必要とするようになりました。

情報を集めようと思っても、効率よくできないと感じることが多いのではないでしょうか?
SNSでは面白い投稿で、欲しい情報までたどりつけないこともしばしばあります。
だからと言ってメルマガや公式LINEは他の連絡を優先してしまい、なかなかしっかり読むことができません。
まとまった時間を作れないと新聞や雑誌も読めないですよね。

そんな方におすすめしたいのが、Slackを使った情報収集です。
Slackをコミュニケーションツールとして、仕事で使っている人も多いでしょう。
それをどう情報収集に活用するのか、設定の方法までしっかり紹介します。

この記事のポイント
チェックしたいサイトの更新情報をまとめて知れる
・更新を漏れなくキャッチアップできる
・SlackのRSS設定は簡単に設定できる

Slackで情報収集

Slackは2013年にアメリカでリリースされたコミュニケーションツールです。テレワークの浸透により、日本でも多くの企業で使われるようになりました。
Twitterのタイムラインのように会話が展開し、チャンネルごとに会話を分けることができます。
そのため同じ社内の会話でも、営業の人の会話は「営業」のチャンネル。事務の人の会話は「事務」のチャンネルと、自分に関係する会話をキャッチアップしやすい仕組みになっています。

さてこのslackで情報収集と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
コミュニティーを作って、いろんな人に情報を出してもらいますか?
社内のSlackの一角で、気になる情報を出し合いますか?

今回はそんな他力本願な集め方はしません。
集めるのであれば、自動的に膨大な情報を手に入れたいですよね。
それはRSSで記事を購読する方法です。
ニュースサイトやWEBマガジンなど、毎日チェックしているサイトがある方は、ぜひ活用してみてください。

Slackで情報集するメリット

①Slackだけで欲しい情報を集められる
複数のサイトに毎日アクセスするのは少し面倒ではないですか?
Slackを開くと複数のサイトの更新情報が入ってくるので、一度にチェックできます。その中から気になる記事のサイトにアクセスできるので、電車の中でも気軽にチェックできます。

②更新された情報だけを見れる
SNSで情報を集めている人もいるかと思います。Twitterのリストもメディアのアカウントをフォローしていたら同じように更新情報を見れます。しかし、Twitterではリツイートやおすすめの投稿を含め、表示されるものが更新順ではないです。アカウントがツイートする内容も、クリックしてもらえる記事のみですべての記事が投稿されているとも限りません。
この方法では、更新された記事の情報が全てチェックできます。

③必要な情報を保管できる
Slackの機能にブックマークがあります。気になった記事をブックマークすると、自分に必要な記事を集められます。
しかし、無料では90日で過去の投稿が見れなくなってしまいます。
その場合は、自分の個人チャットに本文をコピーしておくと過去の記事も保存できます。
この時、転送すると90日後に見れなくなってしまうので、本文のコピーをするように気を付けてください。

Slackで情報収集するデメリット

①RSSの設定ができないサイトは見れない
サイトによっては、どうにもRSSの設定ができないものがあります。
その場合はサイトの会員登録からメルマガ設定をすると情報が入るのでこちらをおすすめしますを

②サイトが限られているので情報に偏りが出る
サイトに掲載される情報が表示されるので、どうしてもそのサイトのフィルターがかかります。サイト選ぶときに公平に選んでも、偏ってしまう部分が出てきます。真逆な主張をしているサイトを選ぶなどして対策をしていきましょう。

③同じ情報が重複する
RSSの設定をすると、同じ情報が重複して表示されるサイトがたまにあります。これを「リマインドが来た」とポジティブに受け取るか、「重複して嫌だ」と思うかはあなた次第です。嫌な時は通知をOFFにして対策してください。

RSSの設定で記事を購読する

RSSとはRich Site Summaryの略称で、「アールエスエス」と読みます。
ウェブサイトの記事の見出しや要約などを配信するためのXMLベースのデータフォーマットです。

RSS配信を閲覧するのにRSSリーダーが必要です。そのRSSリーダーにSlackを利用するのがこの方法です。
「RSSを購読する」とサイトに記載されていますが、ほとんどのものが無料で使用できます。

最近はRSSの設定をしているサイトが少なくなってきていますが、作ることもできるので後半でご紹介します。

SlackにRSSを設定に必要なもの

必要なものはたった2つだけです。
1,自分だけのSlackのワークスペース
2,RSSのURL

自分一人だけのSlack のワークスペースは、無料で簡単に作れるので自分の欲しい情報にカスタマイズして集めることができます。
もちろん社用のSlackにRSSの購読設定をすることも可能ですが、自分が欲しい情報ならそれは個人で行うのが問題にならないのでおすすめです。

Slackのサイトにアクセスする

RSSのURLはサイトに「RSSを購読する」というボタンが設定してある場合は、そこから簡単に取得できます。
必ずチェックしたいサイトに、この表示があるか探してみてください。
このボタンがないサイトもありますが、その場合の対策方法もご紹介します。

SlackにRSSを設定する方法

Slackのこの機能は無料でも有料でも使え、設定もゲスト以外のメンバーが行えます。
事前にジャンル別のチャンネルを用意しておくと、情報を整理しやすいです。
例えば美容系のサイトの更新情報を表示する「Beauty」のチャンネルを作っておく等、まとめておくと見やすくなります。

step① RSSアプリをSlackにインストールする。

Slack の App ディレクトリから、RSSのページにアクセスします。
「Slack に追加」をクリックします。
次のページで「RSS インテグレーションを追加する」をクリックします。

RSSのページへアクセスする

step② フィードの追加

「フィード URL」の横に、購読したいサイトのRSSのURLをペーストします。
「チャンネルへの投稿」の横で、フィードの更新情報を表示するチャンネルを選択します。
「このフィードを購読する」をクリックして終了します。

▶詳しい設定方法を見る

RSSのURLを見つける

RSSのURLは普通のサイトのURLとは別のものです。
分かりやすいPRtimesのページでご説明します。

PRtimesは、企業ごとにRSSの購読ができます。
右上にある「RSSを購読する」という文字があります。

ここをクリックすると、アルファベットと日本語が混じったよく分からないページが表示されます。
この英語が書かれたページのURLがRSSのURLです。これをコピーして使ってください。

RSSのURL検出ツール

サイトによっては「RSSを購読する」のボタンが見つからない時は検出ツールを使うと簡単に見つかります。

私が使用しているのはBeRSSというサイトです。
サイトのURLを検索窓に入力し、「検索スタート」を押すとすぐに表示されます。

表示されたURLをコピーして使ってください。

BeRSSのサイトにアクセスする

RSSのURLの作成ツール

RSSの検出ツールを利用しても、URLが見つからない場合は、外部サイトでRSSをつくれます。
簡単に作れるのはPolitePol。英語のサイトですが直感的に操作ができます。

①検索サイトでサイトを表示する

検索窓にサイトのURLを入力し、「GO」をクリックします。

②表示する情報を選択する

左上の「Title」をクリックし、記事のタイトル部分を選択します。
次に隣の「Description」をクリックし、記事タイトル以外で表示したい部分を選択します。例えば公開日やライター名、記事のジャンルなどがおすすめです。これは選択しなくても作成できます。
最後に右上の「create」を押して、URLを作成します。

③URLをコピーする

表示されたURLをコピーして使用してください。

Slackは情報収集に使いやすい

Slackで情報収集するメリット
・欲しい情報のためにたくさんのサイトを開かなくていい
・最新情報をたくさん集められる
・設定を簡単にできる

今までSlackを使ったことがある人でも、情報収集のために使ったことがある人は少ないのではないでしょうか?
この記事を読んで自分のSlackでも情報収集用のワークスペースを作ってみようと思ってもらえると嬉しいです。

便利なツールがたくさんある現代なので、使い方にこだわらずに柔軟に利用していきましょう。
あなたのお仕事に少しでも役に立ちますように。

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ライター 水月ちさと


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