【詩】ミラクル

目が覚めると

窓の外から目一杯の

光が差し込む

今日はミラクルが

起きるんだよ

お金の心配がなくなって、

食べたいモノ食べて、

欲しいモノ買って、

趣味の時間があってね。

思いを巡らせる

なんてったって、

今日は誕生日

ミラクルの日

奇跡が必ず起きる


紙に書いたケーキのロウソクに

息を吹いてみた


お金もいらない、

欲しいモノもいらない、

食べたいモノもいらない、


あ、そうだ

これがミラクルだ。

ミラクルは起こり続けてる

健康な身体があって、

仕事ができて、

帰る家があって、

温かいご飯が食べれてさ。

何より生きている。


あ、ミラクルだ。

32年目の誕生日で

ようやく気づいたミラクル

今だから身に染みて分かる

愛する人がいて、

また愛してくれる人がいる。

血の繋がりなんて関係ない。

生きているか、死んでいるかも

関係ない。

過去も未来も関係ない。

ただそこに私がいる

生きている

この輝きと素晴らしさに

朝の太陽を思い出した

あ、ミラクル。